トラリピと出金

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トラリピで出金してみる

金融商品は特に海外の場合、出金トラブルを多く抱えています。例えば訳の分からないポイントサイトを経由して送金するという方法や手数料がとても高額で利益が手数料で消えてしまうとったトラブルです。しかし、トラリピは日本のFX業者が運営するサービスなので安心して出金できます。それに口座振り込みの手数料はマネースクエア持ちなので、無料です。このように海外の業者にあるような様々なトラブルが一切なく、出金が安心して行えるというのが、特徴の一つと言えます。
手順も簡単です。運営元のマネースクエアのトレード画面にログインを行います。そしてトレード画面左上「MENU」をクリックして、「出金」をクリック、出金額を入力し、「確認」をクリックを行った後、「出金予約」をクリック(即時出金はできないので予約という形になります。)、そして予約を入れたら「出金予約完了」のメッセージが表示されて完了という流れです。海外の業者だとここまで行くのに大変な労力がかかりますが、トラリピは優良な国内の業者が運営していますから、よほどのことがない限りスムーズに行えますし、日本語サポート(国内業者なので当然ですが)も充実しているので、少しでも分からなければ気軽に相談できます。
このように出金という操作自体はとても簡単にできるので、操作に関しては悩む必要はありません。
こういった安心感がトラリピの出金の良さでもありますから、出金を検討している方は、操作でつまずくことなく手元にお金が入ります。

トラリピでいきなり出金は注意が必要

トラリピで注意が必要なのは操作ではなく、タイミングです。いくら簡単に出金できたとしても全額出金してみたら投資額よりかなり目減りしていたというショッキングなこともあります。ちょっと確認を行えばいいのですが、トラリピは含み損(日本円換算したら最初に投資した金額よりも減っている状態)を抱えやすい運用方法なので、安易に出金を行うと含み損による元本割れを起こしているのです。そういった状態にならないように含み損を含めてトータルで収益が出ている状態にして出金するのがおすすめです(トラリピで出した利益-含み損=本当の利益)。
即日入金されないというのも注意です。原則として、出金依頼日の2銀行営業日後(依頼日は営業日に含まないので月曜日に依頼したら最速でも同じ週の水曜日)に出金されますが、休日や祝日の関係で大きくずれる場合があります。つまり、選択したらすぐに口座にお金が入っているわけではないのです。すぐにお金が欲しいと思っても数日先になるということに注意が必要と言えます。
また、当然ながら日本円による入金なので外貨同士のペアの場合(米ドルとユーロなど)は換算された額が日本円として入金されますから、意外な含み損の大きさで逆に損をしている場合もあります。
このような状況に気づいた場合、キャンセルもできます。タイミングは各営業日のNYクローズ(通常時間では日本時間午前7時、夏時間は午前6時※期間はその年による2019年は3月10日から11月3日)までです。その時間までにキャンセルを入れれば中止可能です。

トラリピで出金は難しい場合がある

トラリピで出金を行うには難しい場合があります。手順自体は簡単なのですが、タイミングが難しいということはお話ししました。それは相場により日本円換算した時の含み損を大きく抱えた状態で出金を行う状態では今までのトラリピ運用が無意味になってしまうからです。改めて含み損の計算をお話しすると「残高-有効証拠金 =含み損益」です。先ほど紹介したのは本当の利益額の話で、ここでは含み損の話になるので注意してください。トラリピが起動するたびに利益を上げてくれますが、これが本当の利益ではなく、日本円に換算した時にある含み損(今紹介した計算)を引いた額が本当の利益なのです。
このように安易に出金するのは含み損の金額によっては、難しい場合もあり、トラリピで適度に儲かったから全部出金しようとすると痛い目に遭う場合があります。そのため、実はトラリピを辞めて出勤する場合は出口戦略と呼ばれる出金するための作戦を練る必要があるのです。
この出口戦略については次の項目で説明を行っていきます。

ポイントを押さえればトラリピの出金は成功する!?

トラリピの出金は出口戦略が大切です。様々な戦略があり、いくつか紹介すると利益をこまめに出金する方法、実際の利益が出ていると確認した時点でスパッとやめる方法、ある程度注文値幅を制限していって絞る方法などがあります。
利益が出たらこまめに出金を行う方法ですが、利益分だけを出金し、投資した金額はそのままにするという方法です。そしてある程度収益を得たら、あとは含み損とトラリピの利益が釣り合ったところで全額回収という先に利益を摂るという方法です。こまめにお小遣いが入りますが、含み損を回収しようとすると意外と期間がかかります。
実際に利益が出ていると確認できた時点でスパッとやめる方法はわかりやすいです。本来の利益をきちんと確認し、確実にまとまった利益を手にすることができるので簡単と言えるのではないでしょうか。
他にも注文値幅を制限し、徐々に取引を少なくしてフェードアウトするという方法もあります。
このように様々な方法によって出口を探ることができるのです。簡単にやめて利益を上げて出金するのが実は意外に面倒というのがトラリピの出金の難しさです。
しかし、ポイントを押さえてしまえばトラリピの出金は簡単と言えます。操作自体が簡単ですから、どういったタイミングで出金すればいいのかを知っておけばいいのです。
最終的にきちんと利益が出ているか確認することができれば、良いのですが、戦略として証拠金の方を先に出金してしまうと、トラリピの利益だけでトラリピをするためあまり儲からないので注意が必要です。

トラリピでうまく出金し利益を確定させよう

トラリピでどんどん利益が出ていくのはいい事です。しかし、画面上の数字が増えていっても、実際手元にお金がなければ意味がありません。トラリピは決してないのですが、海外の詐欺案件だと数字が増えていて、いざ出金しようとしていても出金制限がかけられていたり、出金依頼を無視されるというトラブルもあります。
そういった心配がなく2銀行営業日(最速3日後)の出金という遅さはありますが、きちんと入金を行ってくれるのがトラリピの運営元のマネースクエアの良さです。当たり前のことですが、実はFXの世界ではとても大きなメリットです。そんなトラリピの出金ですが、タイミングを誤ると含み損によって大きな利益の損失をしてしまいます。なので、含み損に気をつけて慎重に出金をする出口戦略が必要になります。これは複数のトラリピを掛け持ちをしていたり、売りと買いの両方のポジションで並行して取引をしていく両建てになると余程慣れた方でないと思わぬ損失を出してしまいます。
このように出金に関してもやや手間取ったり損をしてしまうことがあるので、最初に一つお小遣い程度でトラリピに挑戦し、利益を出し、出金するところまでを体験しておくとそういった複雑な取引後の出金にも対応できるのでお勧めです。
いずれにしてもサッと出金できないという点には注意してトラリピを楽しみましょう。

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