トラリピとetf

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トラリピでetfのような取引をするには

トラリピと言うとFXを連想される方が多いですが、実はFX以外にも対応している取引があります。それはetfなどの株価指数そのものの相場を投資対象にしている取引で、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託のことで、こういったものも実は自動売買が可能となっているのです。
トラリピにおけるそういった株価に連動した指数の自動売買を行うサービスはトラリピCFDです。このトラリピCFDはCFD(Contract For Difference)と呼ばれる個別株や株価指数、商品(コモディティ)など様々な指数を対象としたものになります。そしてFX同様レバレッジをかけられるというメリットもFXに共通しているのです。その中の一つにetfのように株価指数を対象としたM2J株価指数CFDと呼ばれるトラリピCFDがあり、これがetfに似た数値でトラリピを行うことができる自動売買になります。一言で言うと取引対象が為替から株になったものです。ただ、株と言っても先ほどお話ししたように株価指数を対象としたもので、日本を代表する株価指数である「日経225」のほか、世界の主な株価指数である米国の「NYダウ」、ドイツの「DAX®」、イギリスの「FTSE100」といった海外の株価指数を対象とした取引もできるという点で特徴があります。
このトラリピCFDは初期予算としてレバレッジ10倍で20万円から(、日経225証拠金取引の場合、提示されている価格が2万円なら200万円必要、これをレバレッジで割った金額が初期に必要な資金)始められます。


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そもそもトラリピCFDとetfの違いは?

トラリピでetfを行おうとした場合、トラリピCFDがその商品となりますが、このトラリピCFDのCFDとetfは何が違うのでしょうか。その違いは、取引時間、為替変動、レバレッジ、手数料とスプレッドの面で異なります。両方とも株の価格指数を対象としていますが、仕組みなどが異なるため、様々な面で違うのです。
取引時間はetfが東京証券取引所が開いている時間のみ(9:00 – 11:30、12:30 – 15:00)の時間帯にのみ売買できるのに対し、CFDはほぼ24時間取引ですから、夜間も取引できるので米国市場の暴落にも対応できるため、寝ていてもトラリピが対応してくれます。
為替変動のリスクもCFDの方が強いです。その理由として影響を受ける範囲が限られているということが挙げられます。etfの場合元本そのものにも為替の影響を受けますが、CFDは損益に対してのみ為替の影響を受けるので、etfが為替の影響を受けやすい円高の局面でもCFDの影響はわずかなものです。
レバレッジに関しては決定的な違いがあります。それはetfには基本的にレバレッジが存在しない(一応信用取引なら3.3倍のレバレッジは存在する)のに対し、CFDの場合NYダウなどの株価指数CFDは10倍です。これは大きな違いと言えるのではないでしょうか。
手数料とスプレッドも違いがあります。etfの手数料はめやすとして取引額10万円以下で150円、取引額20万円以下で200円となっています。一方CFDは手数料が無料でトラリピでいくら取引をしても無料なのです。ただし、etfはスプレッド(買いと売りの価格差)がないのに対し、CFDにはスプレッドが存在するという点に注意が必要です。
このような違いから実際の株取引に近いetfとFXに近いCPDという違いがあると考えるのが分かりやすいのではないでしょうか。

etfでのトラリピのライバルとは

etfでのトラリピのライバルはインヴァスト証券が提供するトライオートetfです。トライオート自体はFXにもあり、自由度の高さから上級者向けの自動売買でした。
このトライオートetfですが、特徴はetfを対象としているため、所持金がゼロになるリスクを持つCFDと異なり、株価指数が0にならない限り資産が残るというetfに注目した自動売買です。この購入対象の違いの他、取引の仕組み、銘柄の多さと言った特徴があります。
取引の仕組みは特徴的で、トラリピの場合は売買文のトラップを仕掛けてそれを繰り返すことで、利益を積み上げていくと言う取引方法のみですが、トライオートetfは3つの仕組みが選べます。その方法はスリーカード、追尾、ライジングです。スリーカードはバランス型で低リスクな仕組みです。一度購入して株価が上がったら売却し、そこから再び購入します。この時、購入しようとしたタイミングで売却時より安くなったら、いったん購入はやめて元の値段になったタイミングで購入し、高くなったら、更に高くなったタイミングで売却を行います。スリーカードは長期運用向けと言えるのです。追尾の仕組みは下がったら買い増して、上がったら売却というシンプルな取引を行います。これはFXで良く行われる手法で、一定の範囲の価格帯で上下するレンジ相場で強さを発揮する仕組みになります。ライジングは文字通り相場が上昇している際に活躍する仕組みです。二つの注文を行い、一つは少ない利益を積み上げる注文、もう一つは大きな利幅を狙って一気に利益を狙う注文で、株価指数が上昇傾向の時に設定すると、利益が出やすいという方法です。ただし下落した時は大きな損失を被ってロスカットされる可能性もあるため、上昇しかないと思ったとき以外は使用しない方が良い方法と言えます。
銘柄の多さも特徴です。世界の株をバランスよく買うMSCIワールド、米国の代表的な株で構成されたS&P500、米国の中小テクノロジー・ハイテク株のナスダック、日本の日経225、中国株、新興国株、エネルギー株、金融株と言った種類のものです。さらに原油や金といったCFDで対象となるようなものも取り扱いがあり、etfという名前がついていますが、かなり自由度は高いです。また、レバレッジもダブルやトリプルのように2倍、3倍のものもあるため、それらを利用してハイリターンを狙うことも可能です。
このような特徴を持つトライオートetfはトラリピCFDの強力なライバルと言えます。

トライオートetfとトラリピの比較

トライオートetfとトラリピの比較も行っていきます。まず共通点として、トラリピの買い方とトライオートetfの追尾はかなり似た買い方というイメージです。複数の注文を出し、株価が下落したら、再び買う点で共通しています。
違いとしては、売却価格の決定方法、得意な局面、投資対象の多さと言った点です。
売却価格の決定方法はトライオートetfが約定した価格からX円上昇したら売るのに対し、トラリピは約定価格に関わらずY円で売りという違いです。これにより売却価格がトラリピの方が高くなる場合が多いです。
得意な局面は値動きが大きいときはトラリピの方が利益が大きくなりやすく、設定した売却価格で売りやすい環境になるからです。一回の取引で出る利益が多いのです。逆に値動きが大きくない時はトライオートetfが得意です。値動きが少ないと希望する価格よりも低い金額で売却せざるを得なくなります。そういった場合は、トライオートetfの方が確実に売却をしてくれて次の取引に望めます。
投資対象の多さは圧倒的にトライオートetfです。トラリピはくりっく株365の上場商品4つに対し、トライオートetfは歳ほど紹介した商品など26種類もの対象に投資できます。ただし、株価指数は各国で連動することが多く、多いからと言って必ずしも優れているというわけではありません。
このような違いが2つにはあります。

トラリピやトライオートetfで投資を行おう!

トラリピやトライオートetfは自動で株価指数の取引などを行ってくれる心強いシステムです。それらの自動売買には弱点などもありますが、それらをきちんと把握し、適切なタイミングで動くことでより多くの利益を出すことができるのではないでしょうか。

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