トラリピと「嘘」

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“トラリピは絶対に儲かる“は嘘~知識と技術が必要~

「常に含み損の状態」
 トラリピは買いポジションの数が非常に多く、50銭動いたら決済していく仕組みです。
 もし50銭下がってしまったら新たに新しい買い建てを行わなくてはなりません。
 このように常にポジションを作りながら運用していきます。
 そのためトラリピの運用開始から利益が確定するのは+50銭になるまでが常に含み損の状態ということです。
「途中で止めることができない」
 トラリピは常に含み損を抱えている状態なので、途中で運用を止めるタイミングは決済の時のみと言えます。
 もっと言ってしまえば、常にポジションを持ち続けている状態なので途中で止めることができません。
 どうしても途中で止めたい場合は損切りを行う方法しかないのです。
「利益が全く出ない期間がある」
 トラリピは、想定レンジを底抜けると利益が全く出ない期間になります。
 この期間から抜け出すことができない人はひたすら含み損のみの投資を行うつまらない運用となります。
「円高が確定している」
 南アフリカランドやトルコリラの高金利通貨はインフレ国家になります。
 また、信頼度が高いとされている日本の円や米ドルに対してその価値が常に下がっていきます。
 何が言いたいのかというと、円やドルは後に強くなり、長期的に円高トレンドになります。
 ですが、トラリピは抱えているポジションのレンジを上抜けしなければ意味がありません。
 スワップ益などはあってないようなものです。 


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トラリピの口座開設の審査で嘘をつく人が居る~自分で自分の首を絞める結果に~

トラリピを運用するにあたり、口座開設が必須となります。
口座開設をする際は名前や資産、収入や職業などの個人情報を記入する項目があります。
これに基づき口座開設の審査が行われます。
口座開設の審査に受かりたいがために“嘘の収入額を書いちゃおう““職業を変えちゃおう““資産が沢山あるように書こう“などという安易な気持ちで嘘の情報を記入する方が意外と居ます。
低収入で無職またはフリーターといった不安定な職業より、高収入で安定している職業且つ多額の資産があればそれは確実に審査が受かります。
ちなみに、トラリピの口座開設はキャッシング等の口座開設とは違い自己申告のため真意を問われることもなければ確認されることもないので嘘をついて口座開設の審査に受かるようにする人が結構居ます。
口座開設の審査に受かりたいがために安易に嘘をつく人が少なくないですが、この行為は虚偽の申告となります。
そのため自己申告で何も確認されないことをいいことに虚偽の申告をして口座開設の審査に受かったとしても、何らかの状況で証券会社側があなたが嘘をついているということが分かった場合口座は凍結されます。
ちなみに、証券口座は原則として“本人しか使うことができない“というのがルールです。
例えば架空の名義口座又は借名口座であるという疑いが生じた口座を使用した入出金・口座名義人である法人の実体がないとの疑いが生じた口座を使用した入出金・住所と異なる連絡先にキャッシュカードなどの送付を希望する顧客又は通知を不要とする顧客に係わる口座を使用した入出金・多数の口座を保有していることが判明した顧客に係わる口座を使用した入出金・屋号付名義等を利用して異なる名義で多数の口座を保有している顧客の場合・当該支店で取引をすることについて明らかな理由がない顧客に係わる口座を使用した入出金などを行った場合証券会社では金融庁の監督指導に従う必要があります。
また、虚偽の情報で口座開設をしたということが発覚した場合は即座に凍結排除または罰則が科せられます。
虚偽の情報を記入して口座開設の審査がスムーズに通ったとしても、後に痛い目・思いをするのは自分です。
嘘をついてトラリピの口座開設をするのではなく、本当のことを記入して口座開設の審査を受けてください。
本当のことを記入して審査から落ちてしまうことはよくあることです。
審査に落ちてしまった場合は、嘘をつかずに審査が受かる方法を考えましょう。

嘘の儲け話は信用してはいけない

「一口100万円の出資をすれば毎月3%の配当が支払われます」「1年後には元本を償還するか、契約を継続するかを選ぶことができる」などと噓を言って借用金目的で合計6400万円を騙し取ったとして投資詐欺容疑で10人が逮捕された事件がありました。
新たな出資者を紹介すると報酬や序列が上がる仕組みで、50代以上の女性を中心に口コミや紹介で会員が増えていったそうです。
投資詐欺に引っかかってしまった人は1万3000人以上で、約460億円も騙されていたとか。
この事件の犯人は既に逮捕され、解決済みにはなりましたが投資の中でも手を出しやすいトラリピは年々利用者が増えています。
そのため「簡単に儲かるなら運用したい」「楽に運用したい」という考えの方がこうした詐欺に引っかかりやすかったりします。
こうした詐欺被害があったからこそ言いたいのですが、トラリピの運用は簡単なものではありません。
どんなに投資歴が長い方でも必ず“損“をしています。
トラリピで儲けを出したいのであれば嘘の上手い話は信じず、自分の技術や知識だけを信じて運用しましょう。

実話~トラリピ運用で1億円!嘘のような本当の話~

この話は元手100万円の低リスク運用で老後資金1億円を稼いだ40代男性の実話です。
男性は低レバレッジの健全な投資法で年率30%程度ということを知っていたため「元手の100万円を20年くらいかけて着実に1億円に増やすことができる」と思ったそうです。
そして安全運転をするために欲張らず、20~30万円程を入金。
基本のパターンで運用することを決めたようです。
運用開始から数ヶ月程が経過した頃、利益の増え方や相場の急落時のリスクの流れや雰囲気を掴み始めたと言います。
男性は確実に老後資金を増やしたいということから目減り額が5万円でいずれ回復すると分かっていてもヒヤヒヤしたとのことです。
安全運転を心がけてトラリピを運用しているからこそ少しの失敗も怖く感じていたのでしょう。
トラリピの運用開始から25年程が経過すると口座残高には1億円となっていたそうです。
この1億円は確定申告をし、納税した後の額です。
この男性がどんな方法ややり方でトラリピを運用していたのかは不明ですが、安全運転で欲張らずに運用していたということだけは分かっています。
“トラリピだけで1億円も儲けることができるの?“と疑いたくなりますが、20年以上安全運転でコツコツとトラリピを運用していれば本当に1億円儲けることができるのかもしれません。
実際に本当にあった嘘のような本当の話なので、トラリピの知識と技術を身に付ければ誰でも実現することができる可能性があるということですね。

トラリピの嘘まとめ

トラリピの嘘には様々な嘘があるということが分かったかと思います。
騙されてはいけない嘘や自分で自分の首を絞めてしまう嘘、夢のある嘘のような本当の話。
嘘に騙されず、嘘をつかずなければトラリピの運用は悪いものではありません。
ですが、トラリピを始める際や運用する時は必ず最低限のトラリピの知識を知っておく必要があります。
トラリピを運用するにあたり、豊富な知識を持っていることで世に出回っている嘘に騙されることなく自分のペースで運用することができます。

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