トラリピと、南アランド

当サイトはPRを含みます。

トラリピで南アランドを選んでみる!

トラリピでは多くの通貨ペアを取り扱っています。米ドルや英ポンドはユーロと言った先進国の通貨、そして最近ではトルコリラやメキシコペソの取り扱いも開始され、多彩な選択が可能です。
そんな中、異彩を放っているのがアフリカの通貨である南アフリカランドです。アジアの通貨であれば馴染みもありますが、アフリカの通貨と言うとピンとこない方も少なくありません。しかし南アフリカランドは政治的な状況によって大きく変化するトルコリラやメキシコペソ、安定した価格で推移する先進国通貨にはない、独特の為替相場の動きを見せる通貨でもあり、実は意外な魅力を持った通貨と言う見方もできるのです。
今回、トラリピと南アフリカランド(以下、南アランド)をテーマにその通貨の特徴やトラリピで扱うメリット、そしてリスクを紹介し、どのような通貨ペアなのかについてお話しします。
きっと南アランドがどのような通貨かを知ることができ、トラリピで利用するための情報を得ることができるのではないでしょうか。

トラリピの通貨ペアである南アランドとはどんな通貨?

南アランドを発行するのは南アフリカ共和国です。アフリカと言うとサバンナや砂漠、ジャングルと言った自然豊かなイメージだったり、やや開発の途上にある地域と言ったイメージがありますが、この南アフリカと言う国はアフリカの中でもかなり開発の進んだ地域であり、経済的にも同エリアでトップクラスの豊かさを持つ国でもあります。また、アパルトヘイト政策など暗い歴史もありますが、イギリスによって早い時期から本格的な発展を遂げている国でもあり、最近ではサッカーのワールドカップが開催されたことでも記憶に新しいのではないでしょうか。
そんな南アランドの特徴は、高金利通貨という点と資源国通貨と言う点です。高金利通貨とは南アランドで現地の銀行に預金をするとたくさん利息が付くという通貨です。これにより南アフリカは外貨を獲得できる仕組みとなっています。それはトラリピが扱うFXにも反映されており、南アランドを持っているだけで利益がつくスワップポイントが比較的高いという特徴をもたらします。ただし、この金利も前年比の消費者物価指数(CPI)を元に設定される政策をとっているので、この動向によって多少上下に変動するという点が注意と言えるのではないでしょうか。
この他に資源国通貨と言う特徴を持ちます。この資源国通貨と言うのは南アフリカの特徴です。この国は工業や経済もある程度発展していますが、天然資源の豊富さは世界トップクラスに君臨します。特に金やダイヤと言った貴金属類や宝石の産出が多く、資源大国となっているのです。そのため、資源の価格相場の影響を受けやすく、それらの価値と連動している傾向があります。また、海外の経済の影響を受けやすく、アメリカのFRBなど主要国中銀の金融引き締めによって南アランドの価値が大きく変動するのです。
このように資源価格や海外の政策によって価値がどんどん変わるのが南アランドの特徴と言えるのではないでしょうか。

トラリピを南アランドで行うメリット

先進国の通貨に比べてやや動きのある南アランドをトラリピで利用するメリットですが、スワップポイントが高い点以外にも大幅に相場が動くことがあるという点です。
スワップポイントに関しては政策にもよりますが、時にトラリピの全ての通貨ペアでトップクラスになることもあります。つまり持っているだけで一番利益が出る通貨と言えるのですが、トラリピは決まった価格範囲で激しく値動きすることによって利益を出す仕組みの自動売買なので、じっと持っているというこのメリットでは十分に利益を出すことができないという見方があるのです。ただ、他の通貨に負けない一番のメリットはこのスワップポイントの高さと言えます。
また相場も大きく動きやすいという点があります。金の価格相場に影響を受けやすいと言われている面もあり、近年の金の価格上昇によって南アランドも大きく変動しているのです。それにより、トラリピのうまく設定を行えば短期的に大きな利益を期待できる通貨とも言えます。しかし、裏を返せば不安定な通貨でもあるため、長期の保有すると損失も出ることから、トラリピの長期運用にはあまり向かない通貨と言う見方もできるのではないでしょうか。

トラリピを南アランドで行うリスクやデメリット

トラリピを南アランドで行うリスクやデメリットは大幅な変動によるロスカット、リスク回避の設定でお金がかかる、相場が上がったら上がり続けて下がったら下がり続ける傾向がある、トラップが発動しにくいと言った4つのリスクがあります。
南アランドは欧米の金融政策にも敏感に影響するということも多い通貨です。そのためFRB議長の一言で一気に暴落する危険もはらんでいます。つまり、変動幅がとても大きく、一気に価値を失うことも珍しくありません。一気に価値を失うということはトラリピのロスカット値に触れて強制決済が行われ、証拠金が消えてしまうというリスクもあるのです。なので、地道に利益を出していたのに一瞬で消えてしまうというリスクがあるという点に注意が必要と言えます。
ロスカットつながりでデメリットを挙げるとロスカットを回避するには過去15年程度の価格の幅を知っておき、それに応じてレンジを広げるという方法を取ることで回避できます。しかし広げると利益を出しにくい設定になってしまうので、南アランドを自動売買するポイントであるトラップを増やして利益を出しやすい設定にする必要があるのです。そうなるとトラップの数だけお金を配分する必要があり、より多くの資金を用意しておく必要があります。これは費用がかかるのでデメリットになると言えるのです。
南アランドは先進国通貨のような安定性にやや欠け、上がったら上がったままになるということも少なくありません。そのため価値が上がったままレンジが外れて取引を停止し、いわゆる塩漬け状態になる場合も少なくないのです。上がったままならいいのですが、下がったままだと強制決済になる危険もあるので早めに資金を引き上げる必要も出てきます。このようにややハラハラさせるようなリスクを持った通貨とも言えるのが南アランドです。
トラップが発動しにくいのもデメリットに挙げられます。相場が上がり一辺倒や下がり一辺倒になりやすく、トラップを発動しても設定した数値にならず、そのまま保有し続けるということもありえるのです。これではわざわざトラリピを行っているのに働いてくれない事態となり、意味がなくなってしまうというデメリットが出てしまいやや残念な結果になります。
これらのようにメリット以上にトラリピにおけるデメリットやリスクも抱えているのです。

できれば南アランド以外の通貨ぺアでもトラリピを

結論を言うと南アランド単独ではなく、他の通貨とも組み合わせて行うか、両建てを行ってトラップを二倍にするという方法をおすすめします。
これまでお話しした通り南アランドはトラリピを行うにはややリスクがある通貨ペアです。そのため、米ドルやユーロ、英ポンドといった安定した通貨、いわゆる先進国通貨のペアでも運用を行い、リスクを緩和することで南アランドを利用しやすくします。
また、両建てを行い真逆の売買を2つのトラリピで行うことでどちらに下がり過ぎても、上がり過ぎてもロスカットが発生してリスクは2倍になりますが、こまめに管理するなどの工夫を行えば利益を狙えないことはありません。
ただ、いずれにしても手間が増えるので、トラリピを始めたばかりの方は南アランド以外の通貨ペアでトラリピを検討してみるのも良いかもしれません。

Author Information-トラリピ・ラボとは

トラリピ・ラボ
トラリピ情報専門メディア、トラリピ・ラボ。
トラリピに関する専門情報を、ご提供して参ります。

メディア掲載(※一部。順不同。)
・財経新聞
・東京ビューティー
・朝日新聞デジタル&M
・徳島新聞Web
・とれまがニュース
・ZAKZAK
・SANSPO.COM
・SankeiBiz
・RBBTODAY
・Mapionニュース
・Infoseekニュース
・excite.ニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
・トレンドタイムス