トラリピのコツ

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トラリピを運用するにあたり失敗しないコツ

トラリピで失敗しないコツとして、大きく分けると5つあります。

1つ目は“レンジ相場の通貨ペアを運用する“ということです。

トラリピというのは為替を対象に自動で買って、売ってを繰り返してくれる仕組みです。
そのため、レンジ内で行ったり来たりをくり返していれば何度も買いと売りをくり返して利益を得ることができます。
また、レンジ相場になっている通貨ペアに対して広いレンジでトラリピを仕掛ければ、相場の上がり下がりが予想できなくても利益は積み重なります。

2つ目は“安い時は買い、高い時に売る“ということです。

レンジ相場になっている通貨のみを運用するのであれば、相場の上がり下がりを予想する必要がないので歴史的に安値の時に買い、高値の時に売ることが大切です。

3つ目は“ロスカットの水準を確認する“ということです。

どれくらい下落したらロスカットになってしまうのかが把握できていないと、少しの下落で不安になりアタフタして判断を間違えてしまうと大きな失敗に繋がります。
トラリピにはトラリピ運用試算表というシミュレーションツールがあるので利用し、設定のロスカット水準を把握することをオススメします。

4つ目は“含み損は利益に変わる“ということです。

トラリピを運用するにあたり、誰もが必ず含み損を抱えます。
含み損と聞くと「あまりよくないのかな?」「失敗なのでは?」と思ってしまう方が多いですが、含み損を蓄えないと大きな利益を得ることができません。
なので、買って・売ってをくり返すためには一度下落をしてくれないと大きな利益を狙えないということです。
トラリピ運用試算表を利用してどの位までなら下落しても問題ないのかを把握し、想定内の下落の時は落胆してアタフタせずむしろ歓迎した方が良いです。

5つ目は“利益ではなくリスクで運用する“ということです。

「投資は儲かってなんぼでしょ?」という考えの方が非常に多いですが、実は利益から設定を組むということはやってはいけないのです。
例えば「月に10万円程の利益が欲しいからこの設定にしよう!」などと設定を組むのではなく、「○○円の運用資金があるからこの設定にしよう!」という設定の組み方が失敗しないコツになります。
運用経験が浅い方や、慣れ始めてきた人は儲けることしか考えずにハイリスクな設定をしてしまいがちなので気を付けてください。

通貨選びのコツ

トラリピを運用する上で通貨選びが必須になります。
その通貨選びにもコツがあり、大きく分けて3つあります。

1つ目は“値幅を広くとって複数の通貨ペアを運用する“ということです。

トラリピを運用するにあたり基本は全ての通貨ペアを運用するということです。
複数の通貨ペアを分散することで1つが下落したとしても、もう1つは上昇している、もしくは変動なしとなっている場合暴落時の含み損の増加が緩やかになります。
ちなみに、資金量が少ないと全ての通貨ペアを運用することができないので注意してください。
ですが、値幅を広げることで必要資金を少なくすることができ、例えば10銭間隔でトラリピを設定した場合注文間隔を倍の20銭にすれば利益もリスクも2分の1になります。

2つ目は“個別の通貨ペアを集中して運用する場合“です。

例えば250万円を用意できない場合や、個別の通貨ペアを集中して運用したい場合はなるべく違う動きをする通貨ペアを運用すると良いです。
米ドル/円・ユーロ/円・豪ドル/円といったこれらはクロス円と言われる通貨ペアで、全てに円が含まれています。
そのため円高になった場合全ての通貨ペアが下落してしまうということです。
そうなると分散した意味がなくなってしまうので、失敗しないためには豪ドル/円、Nℤドル/米ドルなどのクロス円の通貨とドルストレートを合わせた運用の仕方の方が安定しやすくなります。

3つ目は“マイナスのスワップが大きいレンジは避ける“ということです。

スワップがマイナスになるということはポジションを持っているだけでスワップを支払う設定が自動的に組まれてしまいます。
例えばそれなりにスワップの高い通貨ペア、米ドル/円・豪ドル/円・Nℤドル/円などを売り設定に長期保有していると決済してもスワップの支払いまでマイナスになることがあります。
初心者や、経験が浅い方はまずは勝ちやすいレンジで運用すると良いでしょう。

トラリピを運用するにあたり初心者が失敗しやすいポイント

初心者がトラリピで失敗しやすいポイントは2つあります。

1つ目は“トラリピの仕掛けレンジが狭いと、レンジが外れた時に機会損失が発生してしまう“ということです。

仕掛けレンジを広くしたとしても思い描いていたようなリターンを得ることができず、狙った設定ばかりしてしまいます。
トラリピを運用する上でこの設定・バランスが1番難しいとも言われています。
投資歴が長いベテランさんでもこの設定に時間をかけるほどです。
初めは狭すぎず、広すぎずの設定にして、様子を見ながらバランスを掴むと失敗しにくくなります。

2つ目は“逃げるタイミングの分からなさ“ということです。

トラリピを運用するにあたり、基本的に含み損を抱えている状態が続きます。
これはトラリピの仕組み上仕方のないことでどうすることもできないのですが、下がったところで更に買い増しをくり返してポジションが増えていくといった感じになります。
そのため「○○したら逃げよう!」などと自分の中で逃げるタイミングを決めていても、大量の含み損を抱えているので辞め時が分からなくなりがちです。
ちなみにトラリピでは基本的に損切りをしてはなりません。
損切りをすれば逃げるタイミングを作ることはできるのですが、損切りした分損失を取り戻すのにとても時間がかかります。
例えば50万円の損失を1回あたり3000円の利益の出るトラリピで回復するには170回近くのトラリピを回転させなければなりません。
170回近くトラリピを回転させるには大体1年程かかります。
なので、トラリピでは損切りせずひたすら待つ(機会損失)か、追加資金を投入して新たなトラリピを仕掛けるかで対応するのが1番いいです。

出口戦略を考えておくことが大切

トラリピを運用するにあたり、含み損を抱える状態になります。
ですが為替は予想できない動きばかりします。
自分の辞めたいタイミングや、願っているタイミングで上手く為替が動いてくれるわけではありません。
願っているタイミングで為替が動いてくれたら失敗する方は誰も居ないでしょう。
なので長期的に運用できることがトラリピの絶対条件と言えます。
どういうことかというと、無理のない資金で気長に細く運用するのが1番良い方法だということです。

まとめ

トラリピを運用する上で様々なコツはありますが、“仕掛けレンジ幅は広めで、取引量は小さめが良い“ということ、“無理のない余裕資金で行う“ということが1番のコツかもしれません。
また、「○○が欲しいからトラリピを運用して儲けよう!」「車のローン返済を前倒ししたいからトラリピをしよう!」などという何かを目的としたお金儲けのためのトラリピは行わない方が自分のためです。
トラリピを運用したからといって必ず儲かるという訳ではなく、最悪の場合マイナスになり「やらなければ良かった」なんて結果にもなります。
お金儲けでトラリピを行うのではなく、あくまで趣味の一環として適度に行う方が意外と儲かりやすかったりします。
独自の方法で運用するのも良いですが、トラリピの基本やコツを理解して運用することをオススメします。

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