トラリピの「やめどき」を考える。

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長期運用が基本のトラリピにもやめどきと言うものが

トラリピと言えば、FXの自動取引と即答が返ってくるほどに知名度が上がってきています。実際にこれでFXの運用を始めた人も少なくないのです。
同じ自動取引のループイフダンに比べると、少々設定が面倒、言い方を変えれば自由が効くので、FX経験者がいくらかの資金をこちらに回すという使い方もされています。
何しろこれまでは、自力で相場を見つつチャンスを掴んで取引を、とやっていたものが自動でできるのですから、これほど便利なものはありません。
完全に放置はやめておいたほうが無難ですが、ある程度任せられるというのは嬉しいですね。
何しろ国内だけでなく外国の為替相場にも目を配らなくてはいけないのが、FXです。
このロボットによるお助けはベテランには時間の余裕を、初心者にはFX開始のきっかけを与えたと言って過言ではありません。
これとループイフダンは本当に、FXに対する門戸を広くした傑作だと言えますね。
これから利用する人も多いこのトラリピですが、やはり撤退時、やめどきというのも心得て置かなくてはなりません。
長期運用が基本、つまり1回の儲けは少ないのがこの手のFXの特徴なので、やめどきを掴むのは少々難しいものです。
でもある程度の目安を付けておけば、いざという時に役立ちますね。

トラリピは長期運用が基本なのでやめどきを捉えるのが難しい

トラリピ自体始めて分かるのは、そこそこの金額が手に入るのに結構時間がかかるということです。
非常に細かく設定して売り買いを始めた場合、それこそ1円単位での売買になりますから、それが積み立てられるまでに時間がかかるのです。
なので気の短い人、一攫千金を狙う人にはこれは向きません。じっくりと、でもリスクは極力少なくという人に向いています。
何しろ為替などの投資に関しては、元本割れという恐ろしい事態がつきまといます。
家に置いておけば増えも減りもしないお金ですが、投資した場合時には損をすることもあるのです。それを覚悟での資産運用の1つが、FXです。
トラリピの場合このリスクを非常に低く抑えることができるのも、人気の1つですね。でもその代わりコツコツという感じでの利益になります。
しかし為替というものは生き物です。ある日なにかのアクシデント、もしくはその国でのトラブル、世界的情勢の変化で、いきなり変化します。
極端な話、世界の為替が大暴落ということもあるのです。そうしたリスクも考えて、トラリピを選ぶ人が多いのです。
細かく売り買い、長期で少しずつ、ちょっと臆病な感じでの運用ですが、確実に80%の人が儲けを出していると言います。
でも残念ながら、20%の人はちょっと悲しい状態で撤退ということにもなっているのは事実です。やめどきをうまく捉えないと、損は膨らむのです。

トラリピのやめどきでもこのケースの場合は

大別すれば、トラリピのやめどきには2種類あります。
最初の1つは自分で、そろそろ卒業したいな、と言う時です。またもしくは、ちょっと資金が必要になったとか、新しくやり直したいなどの時ですね。
これは自分で決めて一旦撤退というケースです。こうしたときにはやめどきと言うよりも、止めることを決意した時ですね。
特に問題はないけれど、自分の状況や何かきっかけがあっての撤退です。自分の意志で、止めたということです。
例えば投資をやっている場合、特に資金がいきなり必要になることがあります。この投資にもうちょっとつぎ込みたい、今が儲け時などの判断をした時です。
そうした時に資金が必要になった場合に、トラリピを一旦解約する人もいます。
資金調達のために、長期運用しているものを解約というのも残念なのですが、他に動かせる資金がない場合は仕方ありません。
また確実に儲けが出るという投資があった場合、やはりそれなりの資金は必要です。トラリピの解約も仕方ないことですね。
他にも新しくやり直したい、仕切り直したい場合にも一旦解約して仕切り直しを考える人もいるのです。
何もそこまでしなくても、と思うかもしれませんが、含み損など考えた場合に一旦解約したほうが後のためになることもあるのです。
この手の止めた、はまあ健全なやめどきを自分で捉えた場合です。特に問題なく、ただ止めるという思い切りとタイミングが必要なだけです。

もう1つの大きなトラリピのやめどき

自分で一旦撤退ということもありますが、止めなくてはならなくなって止める、ということもあります。
つまり非常に端的に言うと、投資失敗になってしまった時です。
トラリピは長期運用が基本ですが、何しろ相場の動きは掴みづらいです。特に初心者の場合、最も安全な通貨ペアを組んでリスクを低く抑えることが推奨されます。
しかし時に、世界の相場が大きく動くことがあります。長期運用、コツコツが基本のトラリピでも、最終的に指示を出すのは人間です。
大きく相場が動いた時に、これは儲けどきかもしれないと思ってつい、仕掛けを増やしてしまったりすると、後に痛い目にあうこともあります。
つまり、相場のお約束である、極端に上がった後には極端に下る、が働くのです。つい調子に乗ってやり過ぎるとここで大きく損を出してしまうこともあります。
特に証拠金に余裕のない場合は、こうした状況の時には冷静に熱くならず相場を見ていくことが必要になります。
また逆に、大きく相場が下がった時に焦ってしまうのも失敗の原因です。こんな時ついロスカットしてしまうのは、仕方のないことかもしれません。
しかしここで焦れば余計に、損を出してしまうことになります。周囲の状況をよく見て、まずは静観することも大事です。
特に初心者はこうした時に、焦って損を出してしまい、撤退ということも珍しくありません。
損を出したまま撤退というのは避けたいものです。でもどうにもならない場合には、損を最小限に抑えたやめどきを把握しておきたいですね。

要はトラリピのやめどきというものは

特に損を出したわけでなく、自分の事情があっての撤退の時には、それなりの時間と心の余裕があるものです。
なので撤退時に損を出さないようにすることが、まず第一ですね。
ベストなやめどきはもちろん、含み損の出ていない時です。これなら最低でも、損することはなく止めることが出来ます。
どうしても急に資金がという時以外なら、この含み損の無いもしくは最小限に抑えられる時に止めてください。
仕切り直しの場合などは時間をかけて引き時を見極めることが出来ます。また別にトラリピを設定しておいて、切る方の損が減るあたりまで待つという手もあります。
急いでいない時には、できるだけ冷静に対処してやめどきを見極めるようにして下さい。
しかしある程度の損でパニックを起こした場合というのは、もうやめどきどころではありません。
しかし損を出していても、一応冷静でそこまで先走らなかった場合、下がった相場は反転する可能性が多い、と言う事実を思い出してください。
余計なところはカットするのもいいでしょうが、慌てうふためいて全部とりあえず解約などに走らないことです。
もちろんこの場合も、これは流石にもう手の打ちようがないと判断できたら、できるだけ損の少ない時を見極めて、そこで撤退がおすすめです。
冷静な目で世界情勢や相場を見て、やめ時を見計らって下さい。
正直、国が倒れるところまで行かなければ、いつまでもその国の通貨が下がりっぱなしということはありません。
まず様子見、それで駄目ならやめどきである含み損の少ない時に撤退、を心がけて下さい。


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