トラリピの手数料について

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「あのトラリピの手数料が無料に!」の前に、トラリピって何

ついにあの、手数料の高さがネックだったトラリピ、その手数料が無料になってくれました。
これを機会に取引を、と思う人もいるでしょうし、手数料の高さで手控えていた人が取引再開ということも、実際にありました。
がしかし、初心者さんの場合まず、手数料無料のFXだから始めてしまえ、の前にトラリピとは何かを把握しておきたいですね。
勿論トラリピというのは正式名称ではありません。日本だとこういう略称があっという間に広がってしまうので、正式名称がわからずそのまま使用してしまったりもします。
しかし正式名称を知っておくと、その意味もわかりやすいものです。
トラリピの正式名称は、トラップリピートイフダンと言います。
トラップ罠、リピート繰り返し、イフダンこうなったらこうする、直訳すればこうなります。
これを噛み砕くと、いくらになったら購入していくらになったら売るという設定のもと、いくつもの注文をまるで罠を仕掛けるようにまとめて設定、となります。
そしてこれをリピート、決済が成立後に何度も繰り返す、となるわけです。
略称でないと、意味がわかりやすいですよね。
この、売り買いの金額の設定をして、複数の注文を出して繰り返すというのを、自分でやるとしたら大変です。
1日中パソコンなり電話の前なりに陣取っていなくてはなりません。しかしトラリピならそれを、自動でやってくれるわけなのです。
大変に楽でしかもリスクも少なくなるので、発売当初から注目されていました。
しかし問題は、手数料だったのです。

トラリピの手数料はそんなに高かったのか

すでに手数料無料になって久しいので、今となってはその手数料の高さを知らずに利用している人も多いでしょう。
しかしこのトラリピ、この手の取引の中ではこれまで群を抜いて高額の手数料を支払う事になっていたのです。
なのですでに手数料無料で利用できていたループイフダンに流れてしまう人も、結構いたのですね。
しかしループイフダンの場合、トラリピのような細かい設定が利用者には出来ないので、そこが不満という人も多かったのです。
初心者の場合、あまり細かい設定をしなくてはいけないのは、最初の利用のときのネックになってしまいます。
しかし中級から上級の利用者の場合、取引自体を自動でやってもらうのは歓迎だけど、細かな設定は自分でやりたいという人がほとんどです。
例えば売り買いのレンジなど、細く設定を状況によって変更したいなど、いろいろと工夫して取引したい人が多いのですね。
そういう人の場合、値幅設定だけで始められるループイフダンよりもレンジ指定のできるトラリピを選びたいと思って当然ですね。
しかし、手数料の高さは大きなハードルになっていました。
手数料無料科前のトラリピの場合、100円の手数料がかかっていたのです。これはかなりのネックになって当然ですね。

トラリピの手数料本当にどの程度かさんでいたのか

手数料100円なら、そんなに高い感じはしないけど、と思ってしまう人もいるでしょう。
高額の株取引とか、FX取引に慣れている人の場合、100円ならと思ってしまいますね。
またこういったシステムや取引自体に慣れていない人も、そんなに高いという感覚はないかも知れません。
しかしこれ、普通の手作業での株やFXの取引ならともかく、リピート形式での取引だと非常にかさんでいくのです。
例えばある月、設定金額の上下が結構あったとしましょう。
結果、売り買いの回数が多くなり、1ヶ月での約定が20回あったと言うケースだと、ここにかかる手数料は2000円になります。
これ、場合によっては取引での儲けを超えてしまうことも、無いではありません。
あまりに細かく売り買い金額の設定を、レンジ狭くやっていると陥るかも知れないケースです。
これをしっかりと把握していないと、損してしまっていたのですね。
これまで自力の手作業で売買していた人、結構ベテランでも引っかかってしまうことがありました。
ループイフダンのように、値幅だけ設定すれば大丈夫なものと違って、トラリピの場合細かい自由な設定ができることが、手数料の発生に貢献してしまうことがあるのです。
自由度の高いシステムが、裏目に出てしまうということですね。

トラリピの手数料は本当に群を抜いていた

現在では、こうしたFXの自動売買サービスはいくつも出ています。
トラリピが手数料無料になる前は、すでに手数料のかからなかったループイフダンが、飛び抜けて利用者に支持されていました。
他にもトラッキングトレードやサイクル2などという、自動売買サービスがあります。この2つも、手数料は有料です。
しかしこれらの場合の手数料は、どちらも40円です。トラリピ、当時は2倍以上だったのですね。
いくら使い勝手が良くても、これでは顧客としてはちょっと手を控えてしまうことになります。
トラッキングトレードで取引をしていて、400円で済む月でもトラリピだと1000円かかってしまっていたのですから、これは手控えしても仕方のないことです。
なまじ良く出来たサービスだけに、この手数料に関しての問題は利用者にとって本当に残念だったのです。
しかし無料化によって、自動売買サービスの手数料の金額の順位は大きく違ってきました。
これはトラリピファンにとっては、大変に歓迎すべきことです。

取引手数料は無料になったトラリピだけど

さて取引手数料が無料になったので安心して、取引再開もしくは開始した人も多いと思います。
しかしここで忘れてはならないのが、スプレッドです。これは無料になったわけではありません。
素人の場合、でもスプレッドって何という疑問もあるでしょう。
これは売値と買値の差です。身近なところで言えば、海外旅行のときの両替を思い浮かべてみてください。
両替所で、売値と買値を表示していますが、明らかに購入する時の金額のほうが大きいのがわかるでしょう。
またもしくは、レートは細かく推移しますがこれが同じだったとした場合、出国する時に購入した外貨例えば1ドル110円だったとします。
これがレート変わらないのに、帰国時に円にしようとしたら108円だったと言う記憶ありませんか。
これがスプレッドです。両替所などの場合は、銀行や両替商に支払う手数料ということになります。これが彼らの儲けになるのですね。
FXでも同じく、このスプレッドが発生します。取引手数料とはまた別物ですが、これも大きな意味での手数料となります。
こちらは無料化されていませんので、そこは忘れないようにしたいですね。
売買するたびに、このスプレッドは発生します。
このスプレッドについても、実はトラリピはいささか高額です。
ループイフダンは20円、トラッキングトレードは3円、サイクル2は10円になっていますが、トラリピは40円なのです。
これに今まで取引手数料の100円が加わっていたのですから、かなり高額の手数料を支払わなくてはいけなかったのです。
今でもスプレッドに関しては、無料化減額化はされてはいません。
しかし取引手数料とスプレッドを全て加算して考えた場合、現在トラリピの手数料はループイフダンについで2番めに安い金額になりました。
それでもまだ少々高めの感はありますが、取引の設定の自由度なども大きく、しかも使い勝手のいいのがトラリピです。
この手数料の金額、これまでに比べると格段に安くなっています。取引開始するには、いいタイミングと言っていいでしょう。

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