トラリピのアルゴリズムについて

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トラリピのアルゴリズムとは?

最近巷で流行っているトレードや投資のアルゴリズムにトラリピというものがあります。しかし、そもそもこのトラリピとは何でしょうか。そしてそのアルゴリズムはどのようなものなのでしょうか。そもそもアルゴリズムとは何なんでしょうか。
尽きない疑問がトラリピのアルゴリズムという言葉にたくさん積み込まれています。
そんなトラリピのアルゴリズムですが、今回この言葉を分解していき一つ一つ、その意味を解説していくことによってその疑問を解決していきます。そしてこれを読み終えた時、トラリピの意味とアルゴリズムの意味、そしてトラリピは三つのアルゴリズムによって構成されているということを知ることができます。
それではまずアルゴリズムとはどういった意味なのかについてお話ししていきます。
アルゴリズムとは直訳すると算法という意味の英語になります。この算法は投資や金融工学の世界ではアルゴリズムトレードと言った使い方をします。トラリピのアルゴリズムとは、トラリピという手法を用いたアルゴリズムトレードという意味になります。
このアルゴリズムトレードは別名「アルゴリズム取引」とも呼ばれています。具体的な意味としてロボアドバイザーなどに搭載されているコンピューターシステムが株式や様々な金融相場のマーケットの動向に応じて、人の手を介さない状態でも自動的に様々な対象の売買注文のタイミングや数量を決めて注文を繰り返す取引というものです。つまり、トラリピという考えを元に自動で取引を行うということになります。次にこのトラリピとは何なのかについてお話ししていきます。

トラリピのアルゴリズムを構成する三つのアルゴリズム

トラリピは三つのアルゴリズム(前の項目でお話しした自動取引方法)を組み合わせたものです。そのアルゴリズムはイフダン、トラップ、そしてリピートと呼ばれるアルゴリズムになります。それぞれ単調なアルゴリズムですが、これらを組み合わせることによって複雑に動く金融相場のマーケットに対しうまくアルゴリズムトレードを行ってこちらの金融資産を増やしていくというのがトラリピです。
しかし、この三つのアルゴリズムだけで複雑な相場に対応できるのかという疑問の意見もあります。また、逆に資産を増やすことができたという多くの声もあり、賛否両論があるというのがトラリピという取引方法と言えます。
ただ、それだけ沢山の意見があるということはそれだけ注目されているという証拠であり、そうでなければ話題にも上がりません。
ただ、確実なデメリットは存在します。それは相場が設定の範囲(レンジ)を超えた場合です。この状態になった場合、範囲を下抜けたらFXの場合、そのままロスカット(巨額の損失が起こるのを未然に防ぐために行われるストップのことで、この時点で強制の決済が行われる)が発動するまで取引してしまうことがあるということです。
また、逆に設定の範囲を上抜けた場合もそれ以上の取引が行われなくなることがあり、儲けるチャンスを逸してしまうということもあります。
このように設定した範囲で取引を行うので極端に儲けることができず、損失が起こった場合大きな損失を出す可能性があるということです。ただ、こういったことが起きないようにするには設定の範囲を広げたりすることで回避することもできます。
シンプルな取引を延々と繰り返すので、何かあった時の融通がやや効きにくいこともあるということは知っておいた方が良いのではないでしょうか。

トラリピのアルゴリズムその1:イフダンとは?

トラリピの三つのアルゴリズムのうちの一つ、イフダンからお話ししていきます。
イフダンとはIFD注文とも呼ばれ、一言で言うと下がったら買い、上がったら売るというアルゴリズムです。このどこまで下がったら買い、どこまで上がったら売るということをどこまで設定するかがコツになります。
このイフダンについては例えば100円で買った金融資産が、120円になったら売って利益を出すというのが具体的な仕組みです。
もともとあるごく基本的な売買の方法がイフダンとも言えます。
この他に一定値幅のイフダンを自動で繰り返す方法はループ・イフダンと呼ばれており、このループイフダン単独の金融商品を展開している証券会社もあります。
ちなみにイフダンは英語のつづりで「If done」、もし~になったら遂行というようなニュアンスの言葉になります。
トラリピの言葉にはイフダンという言葉がありませんが、トラリピの正式名称(これは商標登録されています)にはきちんと含まれています。
シンプルな取引アルゴリズムですが、トラリピを構成する重要なアルゴリズムの一つです。

トラリピのアルゴリズムその2:トラップとは?

トラリピのアルゴリズムの二つ目はトラップです。これは複数の買い注文などを一度に行わず、等間隔に仕掛けておくアルゴリズムです。
ユーザーは一度に注文をするだけで、後はシステムの方で自動的に等間隔の分散注文を行うという形になります。
この形で注文を行うと、相場がどちらに動いても、その動き自体が収益になるというアルゴリズムです。
つまり、下落しようが上昇しようが動きさえあれば利益が出るというアルゴリズムになります。
この理由として、どんなに下落してもどんなに上昇しても、非常に狭い時間で見ると下落している時であっても上昇している瞬間があり、上昇していても下落している瞬間があります。そういった瞬間に合わせて適切な売買ができれば利益が発生します。
ただ、その瞬間を狙って売買することは難しいので、等間隔に分散して注文を出すことによってそういったチャンスを狙っていくということができるアルゴリズムです。
ただ、イフダン単独に比べて大きく儲かりそうな局面でも分散しているためにやや儲けきれないという弱点があります。
つまり、極端なリターンが少ない傾向があるのです。ただ、その分下落など損失が発生しやすい局面でも分散によって回避されやすいというメリットもあります。
こちらも単独でトラップトレードというものが存在し、それを中心に展開している方もいますが、初期の頃は含み損がたまりやすく長期的な取引でリターンを得るという方法を念頭に行っている場合がほとんどです。
こういったデメリットを他の二つのアルゴリズムで回避する狙いもあります。

トラリピのアルゴリズムその3:リピートとは?

最後に紹介するアルゴリズムですが、リピートと呼ばれるものです。これは同じ注文が自動的に繰り返されるアルゴリズムです。
これとイフダンを組み合わせたものは、先ほどイフダンの項目でお話ししたループ・イフダンになります。一度発注を行うとイフダンやトラップを自動的に繰り返していくという注文方法になります。
このリピートがあるおかげでトラリピが生きてくると言っても過言ではありません。
なぜなら手動であれば一定期間の単調なイフダンを行うことが可能ですが、これを短い間隔で行ったり、深夜や早朝と言った自分が就寝している時、外出している時など相場の注文ができないときやトラップ取引を行うことに関しては手動では不可能な面もあるから(等間隔の分散注文を手動で行うのは難しい)です。
リピートを組み合わせれば取引の範囲設定をしておくだけで、後は自動で取引を行ってくれます。
単調なアルゴリズムの組み合わせですが、これらを同時に、しかも継続して行うことは人間には不可能です。その不可能を自動で行ってくれるアルゴリズムがトラリピの魅力とも言えます。

Author Information-トラリピ・ラボとは

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