トラリピと「証拠金必要額」

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トラリピには証拠金必要額と言う便利なものが

トラリピが幅広く行われるようになり、人口に膾炙し始めてかなり時が経ちました。
自動取引をしてくれるトラリピは、FX取引のネックであったとっつきの悪さや、各国の為替相場を見張っていなくてはいけないという面倒さを吹き飛ばしてくれました。
特に為替や投資の素人の場合、FXは面倒でややこしいという感覚があったので敬遠されがちでした。
しかし、トラリピやループイフダンなどの自動売買システムのおかげで、投資する人の幅が広がってきたのです。
何と言っても、為替相場です。
地球には時差というものがありますし、各国の為替相場を全部見ていることは、個人ではまず不可能です。
会社組織ならまあ、人海戦術で出来ないことはありませんが、個人投資では流石にこれ無理ですね。寝ている時間も無くなってしまいます。
しかしロボットなら、その点をしっかりとカバーしてくれるので、空いた時間に他の仕事もできますし、ちょっと遊びに行くことも出来ます。
1日中為替相場を頭においていなくても、なんとかしてくれるのが嬉しいところです。
ある人の場合など、相場が気になってデート中にも頭がそれから離れず、デート相手に愛想を尽かされたこともあると言います。
そんなデメリットも、ロボットが解決してくれますので、本当に楽して放置で運用ができるというものです。
勿論初期設定や、肝心なところでの指示は使用者が出さなくてはなりません。相場の状態によっては、一旦打ち切るなどの決断は、人間がする必要があります。
それ以外の日常の、大過ない状況ならロボットにおまかせというのが、トラリピの大きな特徴なのです。
そしてこのトラリピには、証拠金必要金額と言う便利なシステムもあるのです。

トラリピに証拠金必要金額があるというけどそれ以前に必要な資金は

さて、証拠金必要金額について述べる前に、そもそもトラリピを開始するのにどの程度の資金が必要なのか、見ていきましょう。
トラリピの場合、最小では1000通貨からFXの取引が出来ます。
なので基本的には最低、1万円程度での取引から開始することが可能です。まあこの最低の資金、為替相場によって変化するのは覚えておいて下さい。
とは言っても非常に少ない金額で開始が出来るというのは、事実です。
なので、お試しにやってみようとか、小遣い程度の資金でそれなりの投資と言うなら、それこそ1万円とか2万円くらいでも開始が出来ます。
勿論最小の取引に近い金額での開始なので、見返りも少ないですね。
銀行においておくよりは、それでもましと言った感じですし、手元にあると使っちゃうのでとりあえず、などという時には充分でしょう。
しかしほとんどの人の場合、初心者だった時はともかく、ある程度の投資経験を踏んでくると、今度は大きく投資したくなってくるものです。
生活全部をまかなえるほどというのは、流石に一部、初期投資にかなりに金額を回しても特に問題なく生活できる、と言う人に限られてしまいます。
でも小遣いよりは大きく、それなりに生活に潤いを与える程度に儲けを得たいと思った場合、FX取引だと30万円くらいの初期資金は必要ですね。
トラリピの場合も同じく、この程度の資金があれば余裕で回すことが出来ます。
そしてかなりのリターンが見込めますので、用意しておきたいですね。
この30万とか言った金額、投資のプロにしたら本当に僅かな金額です。しかし初心者でしかもそれほど資金に余裕がない場合、これ結構大きいですね。
少なくとも本当にこれトラリピに任せていいのか、迷ってしまうことも事実です。

今がトラリピでの資金運用のチャンスだけどお金がという時に証拠金必要額が

素人でも、これは投資のチャンスだと思うことってありますね。
本当にチャンスかどうかは、これ実はプロにも見通しは早々出来ません。鉄板と思って投資したら結果、ということもあるのです。
しかし素人でもプロでも、これはと思う瞬間ってありますね。これに賭けてみようと思うタイミング、逃したくないものです。
大きくなくてもいいので、自分の考えや直感が当たっているかどうかも、ちょっと知りたいところです。
そんな時に乾坤一擲と思っても、手元に充分な資金がないことってありますね。
それこそ、今自分に100万あったら後日はこれが150万に増えるのに、と言った状況です。
詐欺師の常套句の様な台詞ですが、でも自分にこれ言いたくなることってありませんか。少しでも投資をしている人だと、経験があるはずです。
そんな時に資金が足りないということほど、歯がゆいことはありません。いっそ借金して、とかも考えてしまいますね。
しかしFXの場合そんな時のお助けシステムがあるのです。勿論トラリピにも適用されます。
それがいわゆる必要証拠金、と呼ばれるものです。このシステムのおかげで、少ない資金でも運用を開始することが出来るのです。

トラリピでの証拠金必要額

ではこの証拠金のシステムというのは、どんなものでしょうか。
例えば50万で開始をしたいとします。50万円の資金が手元にある人は、これを証券会社に預けて運用します。
トラリピの場合はこの50万円で、設定した通貨ペアの取引を自動で行ってくれます。
しかしこの50万円が用意できない人はどうなのでしょうか。普通なら貯まるまでお預け、ということになりますね。
FXの場合、証拠金を用意して預けることで、実は取引が開始できるのです。
この証拠金は、取引総代金の4%となっています。なので50万円で開始しようとして足りない場合、このシステムを利用すれば2万円で開始が出来るということです。
この場合はこの2万円が、証拠金必要額になります。
50万円投資して1万円の利益を出すのと、2万円の出資で1万円の利益、これはかなりの差ですね。
まあ冷静になってみれば、利益は同じく1万円なのですが、それでも元はと考えるとものすごく得をしたという気分にもなります。
この必要証拠金はポジション成立後のレートによって変化しますので、そこは忘れないようにしたいですね。
特にトラリピなどの自動売買システムの場合、この点については常に頭に置いておいて下さい。

トラリピでの証拠金必要額は上下また増加し続けるもある

さてこの必要証拠金を使ってトラリピでの運用を開始した場合ですが、上記のように気をつけなくてはいけないことがあります。
何しろ自動売買システムなので、設定したとおりに売り買いをしてくれます。
100円以上になったら売って、90円以下なら購入と言った設定をした場合、それに従って延々と売買をしてくれるのです。
面倒がない、といえばそれまでなのですが、ここに落とし穴があります。
ある通貨を設定して開始した場合、その国の為替相場が下落を始めたとします。
ロボットは設定どおりに、一定金額を割ったら通貨の購入をしていきます。止めない限りは、そのまま購入を続けます。
結果どうなるかと言えば、証拠金必要額がどんどん必要になっていってしまうのです。
落ちるだけ落ちれば上がるだろう、などと思って放置しているととんでもない損失を出してしまうことがあるのですね。
証拠金必要額とは変動しますし、またこういう買いだけに走るような状況になった場合、加算されていくものです。
これを防ぐにはやはり、人間の目が必要だということですね。
必要証拠金で開始したトラリピやFX取引の場合、ハイリターンのメリットはあります。
しかし特にトラリピの場合目を離したままでいると、ハイリスクも発症します。
大きな金額を預けていないのでつい気が楽になってしまいますが、その点を忘れないようにしたいですね。

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