トラリピの運用について
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トラリピで運用するおすすめ通貨ペア
トラリピで運用を通貨と言っても基準は変わってきます。
リスクの低さや利益がどれだけ高いのかなど、理由もさまざまですが、トラリピを運用するのにどの通貨から取引を始めるのが良いのかを総合的に見ておすすめしていいきます。
トラリピで手をつけるならカナダドルと円のペアはおすすめです。
なぜかというと、少ない資産で運用ができることです。また、最安値と最高値が狭いことも理由です。
さらには、利益率は中くらいだからということです。
利益が最も出るということではありませんが、他の通貨ペアに比べるとローリスクミドルリターンを狙える通貨ペアです。
利益率が中くらいといっても、最安値と最高値の差が小さいカナダドルは、レンジ幅を予想しやすく、仕掛けるトラリピ設定次第では最も利益がでる可能性もあります。
次におすすめしたい通貨ペアは、カナダドルと円と似ている条件を持つ、オーストラリアドルと円です。
カナダドルと円の運用を始めてみて、複数の通貨ペアで運用したいと考えた場合では、オーストラリアドルと円と合わせると良いと言われます。
オーストラリアドルと円もローリスクミドルリターンが見込める通貨ペアです。
さらに、カナダドル、オーストラリアドルに次いで三種類目の通貨ペアを選ぶならニュージーランドドルなどもあります。
そして最も高い利益を見込めるおすすめ通貨ペアとしては、イギリスポンドと円ですが、リスクは高いようです。
それはレートの動きが多く、最安値と最高値の幅が広いためです。
レートの動きが多く、決済回数が増えて利益率は高いですが、最安値と最高値の幅が広いので、どのレンジ幅で設定すれば良いのかを予想するのが難しいようです。
上手く設定さえできれば、他の通貨ペアよりも高い利益が見込めるのですが、設定がはまっていないと利益がほとんど出ないのもイギリスポンドの特徴です。
もし運用するなら、カナダドルやオーストラリアドルで安定した利益を出しながらついでに運用したり、FXの相場に長年親しんでいて、相場を読む自信がある場合に運用するのがおすすめです。
トラリピで運用するときの通貨ペアの選び方と基準【利益重視】
利益を重視して通貨ペアを見るなら、最初に見ておきたいのは総推移です。
五年間の平均総推移を見ていくと、アメリカドルと円は551.49で、ユーロと円は700.05、オーストラリアドルと円は581.83、ニュージーランドドルと円は560.04、カナダドルと円は564.90、イギリスポンドと円は986.5、トルコリラと円は340.31、南アランドと円は70.47という総推移の平均です。
総推移が多ければ多いほど、トラリピ取引成立が増えるので、利益が大きくなります。
この結果を踏まえると、高い利益率を狙うのならイギリスポンドやユーロです。
とは言うものの、総推移が多ければ多いと良いといっても、チャートを見極めて適切なレンジ幅でトラリピ設定できた場合です。
FXに慣れている人にとっては良いのかもしれないですが、為替相場を読む自信がない初心者はおすすめできないので、イギリスポンドやユーロは中級者向けだと言えます。
トラリピで運用するときの通貨ペアの選び方と基準【高低差が少ない通貨ペアはリスクが低い】
高低差というのは、最高値と最安値の差額ことをいいます。
高低差が少なければ少ないほど、トラリピを仕掛けるレンジ幅は小さくなるために、必要になる資産は少なくなります。
また、資産が少ないということは高い維持率を保ちやすいということも言え、ロスカットしにくいです。
維持率とは、ロスカットの目安指標となるもので、維持率が高ければ高いほど口座内に資金力があるということです。
つまり、維持率が低ければ低いほどロスカットするリスクが低いと言えます。
そして、初めてトラリピをするのなら高低差が低く維持率ができるだけ高い通貨ペアを選ぶと良いようです。
五年間の平均高低差は、アメリカドルと円は16.82で、ユーロと円は22.08、オーストラリアドルと円は14.76、ニュージーランドドルと円は14.77、カナダドルと円は14.40、イギリスポンドと円は30.79、トルコリラと円は10.04、南アランドと円は2.07という高低差です。
ユーロやイギリスポンドは総推移が高いものの、高低差が多いので、トラリピの中ではハイリスクハイリターンの通貨ペアと言えます。
オーストラリアドルやニュージーランドドル、カナダドルはというと、高低差が少ないために低いリスクで運用できます。
この三つの通貨ペアならオーストラリアドルが最も総推移が高いので、オーストラリアドルと円なら低いリスクでありつつ高い利益を見込める通貨ペアになります。
トラリピで運用するときの通貨ペアの選び方と基準【マイナススワップは避ける】
トラリピだけに限ったことではないのですが、あらゆるFX投資ではスワップポイントというものがあります。
国によって金利が違ってくるために、日本円より金利の高い外貨を持つことで、日本円よりも高い金利を得ることができます。
これをプラススワップと呼びます。
しかし、日本よりも金利の低い外貨になると持っているだけでも差分の金利を支払う必要があります。
これがマイナススワップです。
トラリピは常に外貨取引をして、外貨の影響を受けます。
マイナススワップの受ける取引ばかりしていると、取引が成立せずにポジションを持っている状態が続くと、支払いが増えてしまい維持率も下がります。
そのため低資金で運用する場合や、スワップによるマイナスが不安な方はプラススワップの取引ができる通貨ペアで取引すると良いようです。
通貨ペアと買いポジションと売りポジションを見ていくと、ユーロと円は買いポジションがマイナスワップで売りポジションがプラススワップ、アメリカドルと円は買いポジションがプラススワップで売りポジションがマイナススワップそれ以外のオーストラリアドルと円、ニュージーランドドルと、カナダドルと円、イギリスポンドと円、トルコリラと円、南アランドと円もアメリカと円の関係と同じでした。
これを踏まえ考えると、売りのトラリピは初心者に向いていないので、買いトラリピを始めるのならユーロと円以外を選んでおくと良いようです。
トラリピで運用するときの通貨ペアの選び方と基準【リスクが抑えられる通貨ペア】
カナダドルと円はトラリピでは最もリスクが抑えられる通貨ペアです。
それは高低差が少ないのでリスクが低いことが言えます。
そして買いポジションなら、プラススワップなので損失の心配もないです。
さらにはわ高低差の少ないペアに比べると総推移が多いのも理由の一つです。
もちろん儲けが一番大きいというわけではないです。
しかしリスクとリターンを考えた場合において、ほとんどリスクがないと言え、高いリターンを取れる通貨ペアになっています。
高い予算なら、どの通貨でも安定した資産運用はできるのですが、トラリピにおいても複数通貨ペアで分散投資をしたほうが良いと言えます。
分散投資のときの候補として、低予算で運用できるカナダドルは候補の一つだと言えます。
予算が少ない場合では、他の通貨だと十分に利益の出るトラリピ運用ができる通貨ペアは限られます。
カナダドルと円ならば、低い予算でも十分利益が出るので、この組み合わせで考えていくと、リスクが抑えられると言えます。
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