トラリピと他社の比較について

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トラリピと他社のスプレッド手数料

トラリピで取引する時は、スプレッドという手数料はかかります。通貨によっては、その手数料は若干高めになっているのです。
FXの業者の公式サイトを確認してみると、たいてい外貨のレートが表示されています。リアルタイムなレートが点滅表示されていますが、2つ並べて表示されているのです。その2つのレートの差額分が、スプレッドになります。
例えばFX業者のサイトに2つのドルのレートが表示されていて、108.01円と108.015円だとします。この場合、0.005円分の手数料が発生する訳です。ですから2つのレートの差額が大きければ、業者には多くの手数料を支払う事になります。
そのスプレッドの数字は、FXの業者によって異なります。上記のように0.005円になっている業者もあれば、0.006円といった業者もある訳です。
人によっては、そのスプレッドの数字を基準に各業者を比較している事もあります。何回も取引する以上、手数料も軽視できないからです。
ところで冒頭でも触れた通り、トラリピで取引する時も手数料はかかります。他社との数字を比較してみると、トラリピは若干高めであると気が付くことがあります。
例えばトラリピのユーロのスプレッドは、0.005円だとします。他社のスプレッドを確認してみると、もっと低めになっている事があるのです。0.004円のように、若干低めな業者もあります。
このスプレッドは、状況に応じて変化する性質はあります。トラリピのスプレッドにしても、たまに0.004円になるケースもあるのです。ただ他社と比較してみると、トラリピはスプレッドは広いと評価されている事もあります。
ただ、例外的な外貨もあります。例えばカナダドルあたりは、かえってトラリピの方が手数料は低めな事があります。
ちなみにトラリピの場合は、取引手数料は発生しません。厳密には、取引手数料は無料になりました。以前のトラリピは有料でしたが、色々な事情によって無料になった訳です。

トラリピから他社への乗り換えと自動売買

手数料が気になる場合、他社に乗り換える選択肢もあります。0.2銭ぐらい安くなるだけでも、だいぶ変わってくるからです。ただ乗り換えを検討しますと、自動のシステムが気になってしまう事もあります。
というのもトラリピの場合は、自動的に取引を行ってくれます。指値を活用して自動的に取引してくれるのは、とても便利です。
他社ですと、自動にならないケースがあります。そもそもトラリピは、いわゆる自動売買で取引する事になります。ですが他社の場合は、必ずしも自動売買のシステムが採用されているとは限りません。取引したいなら、自分でレートなどを手入力しなければならない事もあります。
自動で取引できるのは、トラリピの大きなメリットの1つです。例えば普段忙しいサラリーマンの方々にとっては、自動で取引を行ってくれるのは助かります。サラリーマンですと、昼間の時間は会社では作業に集中する必要がありますし、取引する時間も確保できません。その点トラリピなら自動的に取引を行ってくれますから、とても助かります。
確かに他社に乗り換えしますと、手数料を低くすることはできます。その反面トラリピの自動売買を利用できなくなるので、乗り換えるべきかどうか迷ってしまう事があるのです。

他社でもトラリピと同じような自動売買を採用している事も

ところで他社では自動売買が採用されていない事は多いですが、「全て」の業者にそれが当てはまる訳ではありません。業者によっては、自動売買を構築できる事もあります。またトラリピに近いシステムを採用している業者もあるので、検討してみる価値はあります。
例えばあるFX業者では、トラリピとはまた違う自動システムを採用しているのです。その業者の場合、損切りも設定する事ができます。仮に、その業者をAとします。
トラリピの場合は、各ポジションに対してロスカットを設定する事はできません。実際M2Jも、その旨をよくある質問にて明示しているのです。ロスカットするなら、一括で決済するしかありません。
それに対してA社の場合は、各ポジションに対してロスカット設定できるケースがあります。しかもロスカットするかどうかは、本人が選べるのです。選ぶ事ができるなら、実質的にはトラリピとあまり変わりません。
しかもA社の場合は、トラリピよりもスプレッドが狭くなっています。ですからA社に乗り換えする方が、取引のコストも低く抑えられる訳です。

他社の最大20回のシステムでトラリピのような注文をする

また上記のA社とは別の業者ですが、自動売買のシステムを組み立てる事はできます。連続的に注文するシステムを採用していますから、結局はトラリピと同じ状態にする事ができるのです。仮に、その業者をBとします。
B社の場合は、厳密には自動売買になる訳ではありません。最大20回まで指値を連続注文できるシステムを採用しているのです。
例えばある時のユーロのレートは、114.0円だとします。そこでB社の連続注文のシステムで、IFDの指値注文を入れました。114.3円になったら利益を確定する設定にします。
しばらく時間が経過して、114.3円になりました。その後に、またユーロのレートが下がり始めて、114.0円になったとします。B社の連続注文のシステムなら、その際にも約定するよう設定できるのです。最大20回までは、自動約定するシステムになります。
複数のポジションの自動システムを作れば、実質的にはトラリピと同じような状態にする事も可能です。上述の114.0円だけでなく、113.8円や113.6円といった複数のレートに対して、それぞれ20回分の自動注文を入れておく訳です。
B社の場合、最大20回という制約はありますが、それでも自動的に注文してくれるのは助かります。

他社はトラリピよりも少ない枚数で取引できる事も

また上記のB社の場合、手数料にもメリットがあります。上記でも少々触れた通り、各社はそれぞれスプレッドの数字は異なるのです。B社の場合、スプレッドはかなり狭いという声も多いです。
実際、現時点でのB社の米ドルのスプレッドは0.004円になっています。0.004という数字は、かなり狭い方になります。少なくともトラリピと比べると、スプレッドは狭いです。それだけ取引コストを低く抑える事ができます。
またB社の場合は、取引枚数にも特徴があるのです。そもそもトラリピの場合は、取引できる最小枚数は1,000枚になります。10ドルや100ドル程度では、取引できません。
しかしB社の場合は、もっと少ない枚数から取引できるのです。100通貨単位で取引できますから、B社ならトラリピの少額投資をする事もできます。
したがってB社を活用すれば、少ない枚数でトラリピの練習をする事もできます。まずは少ない枚数で取引してみて、トラリピを体験してみるようなイメージです。
このように、他社でも自動売買のシステムを採用している事はありますし、上記のB社のようにトラリピのようなシステムを作れる業者もあるのです。
他社に乗り換えてみますと、手数料を節約できるケースも多いです。売買の回数が多くなれば、手数料は決して軽視できません。その手数料を低く抑えたかったり、取引の枚数を少なめにしたい時などは、他社への乗り換えも検討してみると良いでしょう。


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