トラリピの攻略について

トラリピ攻略の基本的な考え方

FXの自動売買に興味はあっても、利用前には様々な不安があるものです。
「自動に任せるのは心配」「設定がややこしそう」「本当に利益は出るのか」など、利用をためらうケースもあるでしょう。
トラリピのような自動売買は、リスクを抑え、少しずつ利益が出る可能性のある優れたシステムです。
売買タイミングを自動化することによって、ある価格帯の時に購入し、ある価格帯の時に売却するという流れを繰り返すのがトラリピです。
相場は常に揺れ動くため、流れを捉えて売買を行うことは利益を出すための重要ポイントです。
これを自分の裁量で行うと、うまく流れに乗れずに間違ったタイミングで購入や売却をしてしまうことも多いです。
これがFXで失敗する多くのパターンです。
相場の多くは、値動きの上昇と下降を繰り返すレンジ相場です。
上昇したと思えば下落し、下落の反動が起こる場合もあれば、さらに下落することもあります。
上昇や下落を判断するために利用できる様々なテクニカル指標があります。
しかしテクニカル指標を使いこなすには十分なテクニックが必要であり、慣れない人にとっては難しいものです。
相場が一定方向に上昇するトレンド相場であれば利益は出しやすくなりますが、レンジ相場では状況が違います。
レンジ相場の先を読むことは至難の技であり、最もトレードが難しい局面と言えます。
もしレンジ相場で利益を出すことができれば、チャンスの増大につながるため有利と言えます。
このような相場状況で役立つのがトラリピの自動売買です。

トラリピ攻略で心がけたいポイント

FXトレードでは、後から振り返って「なぜこんなところでトレードをしたのだろう」と自分でよくわからなくなることがあります。
損失を取り返そうと慌てて取引することや、何となく利益が出せそうという曖昧な形でトレードをしてしまうリスクです。
これは感情トレードといって、多くのトレーダーがFX取引で失敗するパターンです。
トラリピではこのような感情が一切入り込みません。
最初の設定で自分が決めた価格帯での売買を自動化するため、その時々の感情に左右されることなくトレードが可能です。
トラリピの特徴を大きく生かすためには、最初に正しい設定を行う必要があります。
この設定を間違うと、トラリピのメリットが十分に生かせなくなります。
せっかくトラリピを仕掛けても、すぐに損切りされるようなレンジ幅の狭い設定では、利益を出すどころか逆に損失が膨らむ可能性もあります。
ロスカットしなければ、一時的に損失が膨らんでもそれは確定ではありません。
相場が逆転して損失が解消され、逆に利益に転換する場合もあります。
しかしこの判断は、価格が揺れ動く局面において自分の裁量で行うのは難しい面があります。
トラリピではこの判断を、最初の設定通り全て自動化するものです。
できるだけロスカットをされないためには、最初の設定でレンジ幅を広げておくことが大切です。
相場はやがて回復するのが通常であり、トラリピの自動運用を利用すれば、レンジの幅の中で少しずつ利益を積み重ねていく運用方法ができます。
もちろん急激な相場の変化が起こる時もあるため、その点においての注意は必要です。

トラリピ攻略に向いているタイプ

トレードする時間がない人は、トラリピによる自動運用に任せることで、余計な手間がかからずFXトレードが可能です。
FXで負けが込んでいて、自分のトレードに自信が持てなくなった人にとっても、トラリピ攻略を心がけることで状況が変わる可能性も期待できます。
特にスキャルピングトレードやデイトレードを行って失敗が多くなっている人は、中長期投資のトラリピ運用に切り替えることも選択肢の一つです。
トラリピでは設定を工夫することで、より負けにくい投資スタイルの確立も可能になります。
もちろん、現状でプラスの投資成績を出していて、手動トレードと自動トレードを組み合わせたい人にとっても有益です。
手動トレードのように自分の判断ミスを心配する必要もなく、取引の際に感情が高まって根拠のない取引をしてしまうリスクを回避することができます。
また、十分な資金が用意できればトラリピを仕掛ける本数を増やすことができるため、より効果的な運用が実現します。
少ない本数よりも、多い本数の方が幅を広げた柔軟な設定が可能になり、成果を出す確率を高めることができるからです。
但し、本数を増やしすぎるとそれだけ必要証拠金の額が大きくなり、証拠金維持率の状態に影響を与えるため配慮が必要です。
証拠金と本数のバランスを適切に行い、最適な運用方法を見つけていくことがポイントです。

トラリピ攻略に不向きなタイプ

トラリピ攻略に不向きなタイプとしては、自動で任せることに不安を感じる人です。
最初に設定すれば、基本的にその後は放置するのが自動売買です。
自分で常に相場をチェックし、取引したい人にとっては、トラリピ活用がうまくできない場合があります。
最初に設定しても、その後の気持ちの変化で常に設定を変えてしまうなど、一貫性のないことをしてしまう可能性もあります。
トラリピの特徴は、あくまで長期的な運用で少しずつ利益を積み重ねていくところです。
一つの取引で大きな利益を狙う人にとっては、トラリピは目的に沿わない面があります。
しかし一時的に大きな利益を出しても、その次の取引で大きく利益を失ってしまう可能性があるのが、FXのリスクです。
そのリスクを回避し、細かな利益を出しながら、長期に渡ってトータル的な収益を目標にするのがトラリピです。
トラリピの本質を理解していない人は、攻略には不向きと考えられます。
また、ある程度の資金を証拠金として使うことのできる人がトラリピ運用には適しています。
資金が少なければ、 トラリピの本数を増やしにくいからです。
証拠金の額が少ないことから、一気に多くを稼ごうと無理な取引をしてしまい、逆に大きな損失をしてしまうこともあります。
トラリピでは、資金を抑えるために「ハーフ&ハーフ」という設定を行うことができます。
自分が決めたレンジの中で、上半分を売りに、下半分を買いにすることです。
トラリピは、同じ通貨ペアで売りと買いの両方の注文を行う場合に、証拠金はどちらかの高い方の金額のみになります。
これによって証拠金の額を大きく抑えることが可能です。
また、通貨ペアによって必要証拠金の額が違うことを利用する方法もあります。
できるだけ証拠金の額が少なくて済む通貨ペアを選べば、証拠金の負担は減ります。

トラリピ攻略で注意すべきこと

トラリピでは、最初の設定で後は放置スタイルになるのが基本です。
但しそれは、設定の見直しが必要ないという意味ではありません。
相場は各国の経済状況や世界的な出来事によって大きく転換することもあります。
経済的な指標などで、相場の変化が発生することも多いです。
今の相場状況に最初の設定が合わないと感じた場合は、柔軟に見直すことが必要になります。
当然のことですが、見直しというのは「根拠のある見直し」ということです。
その時々の一時的な感情で行うわけではなく、相場状況を客観的に判断した上で、設定を変更した方がいい場合に実行するということです。
自動運用といっても、世界の経済状況に対するチェックを常にしておくことは大切です。
経済情勢にインパクトを与えるような大きな出来事があれば、急激に相場の変化が起こり、含み損が拡大する可能性もあるからです。
最悪の事態も想定した上で、その際に取るべき手段も念頭において運用を行うことが大切です。


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