トラリピと確定申告

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トラリピにも確定申告が必要

何にでも税金のかかる今日この頃、その支払で頭が痛いという人、決して少なくありません。
だからちょっとその分を埋め合わせてとか、税金で減った分のお小遣いを足そうとか考えて、投資に走る人もいるでしょう。
特に放置型の投資であるトラリピは、最初の設定だけしておけば自動で売買を繰り返してくれますから、面倒がありませんね。
損があまり出ないようにうまく利用しておけば、ちょっとしたおこづかいくらいは手に入るという、嬉しいシステムです。
しかしこのトラリピにも、実は税金がかかってしまうのです。
つまり確定申告が、必要になってしまうのですね。
儲けたつもりが、逆に損になってしまった人もいないではありません。
また放置型の運用なので、申告自体を忘れてしまったという人も、実はいるのです。これ儲けが多ければ後に脱税として、とんでもない請求が来てしまったります。
有名人でこれをやって人もいます。故意ではなく、忘れてたと言うか確定申告が必要だと知らなかったんだそうですね。
まあそこまで多額ではなくても、やはり後になっていきなりの税金の請求が来るのも嫌なものです。
トラリピでの資金運用にも確定申告が必要で、税金の支払いが発生するということ、これをまず記憶しておいてください。
本当に、自動運用なのが裏目に出てしまうことのないようにしたいものですね。
またすでに株の投資など行っている人の場合、特定口座を選んでいれば源泉徴収が自動で行われています。
なまじそういう経験者だとこれもトラリピで税金の問題で失敗する恐れがあります。残念なことにトラリピには特定口座がないのです。
自分で確定申告、しなくてはいけないのです。

トラリピだけでなく確定申告が必要になるのは

とは言っても、全部が全部税金を支払わなくてはならないわけではありません。
税金支払い義務が発生する条件というものがあります。そこをまず記憶しておきたいですね。
仕事を持っていてしかも給与所得が発生している場合、簡単に言えば会社勤めの人ですね。
この場合給与所得以外の収入が20万超えていると、確定申告が必要になります。つまり、トラリピでの儲けが20万超えていたら、申告が必須になるのですね。
それ以内に抑えされていれば、会社の普通の年末調整だけで済みます。
まあ正直この金額、本当にお小遣いと言った金額ですし、ほとんどの人の場合もう少しプラスが出ているでしょうから、確定申告必要になりますね。
年度末にしっかりと、いつもは放置のトラリピの口座の確認、しておきたいものです。
さてフリーランスとか自営業の場合、基本的に収入38万円以上で確定申告が必要になります。
38万円というのは、かなり過酷な金額ですよね。自立して生活している人の場合、この金額以上の収入は勿論必要です。
結果殆どのフリーランサーや自営業主は、確定申告をしていることになります。
ここにトラリピでの収入も、入れて計算することになりますね。
これらの人の場合はまあ、確定申告自体慣れていますのでトラリピでの収入、忘れさえしなければ合算して申告というのは、さして難しくありません。
また株取引などでの収入が一定金額を超えた場合も、確定申告が必要です。株の運用だけで生活している人は、まあ忘れないので問題ないはずですね。
これらの確定申告必要組の情報は一般的なものです。細かい点については、国税庁などへの問い合わせをおすすめします。

トラリピでの確定申告税率どのくらい

現在の税制では、トラリピなどの収入は申告分離課税に区分されています。
申告分離課税って何、と思ってしまいますがこれ、文字をそのまま訳してみてください。
読み解いていくと、他の所得とは分離して税額を計算して、確定申告によって納税する課税方式、と読むことが出来ます。
わざわざ難しい言葉を使っているようですが、要は他の所得とは違う特別な所得なので確定申告で別にして申告して欲しい、ということです。
つまり、トラリピでこの手の所得があったらとりあえず申告を、と言われているようなものですね。
ちょっとお小遣い稼ぎが、実何は損しているような気分にもなります。
ちなみに税率は一律で、20.315%です。
何それすごい税率、と思ってしまいますよね。この内訳は、所得税15%、住民税5%。復興特別所得税0.315%となります。
トラリピとかするんじゃなかった、税金増えてしかも確定申告の面倒さが加わって、大していいことがないじゃないかとも思ってしまいますね。
実際この20%、本当に大きなものです。
しかしこのトラリピでの確定申告、しておいたほうが後のためにもなるのです。

トラリピの確定申告は損が出てもしておこう

かと言って、税金のかからない範囲での投資では、面白みはありません。旨味もさしてありません。
なので課税覚悟で、確定申告覚悟での取引となります。
しかしトラリピ、かなり安全とは言え投資であることは事実です。投資すなわち。ある程度のリスクが有るということです。
結果、損をしてしまったということも、絶対ないとは言えないのです。
では損をした時の確定申告は、しなくて済む、しないほうがいいのでしょうか。
これ実は、損した挙げ句の面倒な申告でもしておいたほうがいいのです。
先に書いたように、一般的に株などの取引の収益が20万以下なら、確定申告は必要ありません。
勿論損が出た場合も、必要ないのです。そこあえてしておくほうがいいのは、3年繰越控除が可能だからです。
例を上げてみれば、ある年に50万の損が出たとします。これを申告しておくと、次の3年にわたって利益が出ても損益計算によって、税金を減らすことが可能なのです。
長期運用のためにトラリピを使用している人の場合、次の数年を見越して申告を行っておくと、結果節税につながることがあります。
損失もしっかりと申告しておくことがおすすめなのです。

確定申告で出来る、トラリピの収入の節税

さて人情として、税金はできるだけ抑えたいものです。
トラリピの確定申告時に少しでも、税金を少なくする方法も考えてみましょう。
最も面倒がないのは、収入を20万以下に抑えることですね。ただ本当にこれだと、旨味はありません。
また放置型のトラリピの場合、設定で加減しなくてはいけないので結構面倒です。
ただ本当に、ちょっとだけお財布にゆとりが欲しくてと思う人の場合は、給与所得ありなら20万以下、無しなら38万以下に抑えておけば確定申告自体必要ありません。
次には先に書いたように、損をうまく利用しての節税です。
損が出た時にもしっかりと申告をして、次の年度に備え置けばかなりの節税になります。
損にショックを受けて、確定申告なんか忘れたと言うようなことのないように、したいものですね。
さてこ次に、フリーランサーには当たり前のことですが、給与所得者には忘れがちな節税方法もあります。
必要経費の計上です。
実はトラリピに関しては結構、必要経費で計上できるものがあります。
例えば、これは取引に必須のパソコンです。年内に買い替えた時などには、領収書をしっかりとっておいてください。
またセミナーなどに参加した場合の参加費や交通費も、必要経費として計上できます。同様に、書籍や新聞などの資料として必要なものも勿論です。
手数料や取引手数料も、必要経費になります。
文房具や印刷代に通信費も、計上が可能です。
これらの必要経費を一緒に計上すれば、かなり税金を削減できるのは明らかですね。課税範囲外になることも不可能ではありません。
普段確定申告とは縁のない給与所得者の場合、これは特に注意して行っていきたいものです。

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