トラリピの「くるくるワイド」

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トラリピ くるくるワイドとは何か、またくるくるワイドの基本トレードとは

くるくるワイドは、トラリピを応用した投資手法です。
くるくるワイドは、「魚屋」さんが考案され、鉄壁のリスク管理によって、上にいっても下にいっても勝てる手法として知られています。
「魚屋」さんは、本職が本当の魚屋のようで、南ランド/円の通貨ペアで、80万円を資金として始めたようです。
しかしそれがだめになり、自分のゲームや漫画を売り、8万円から再スタートしたそうです。
そして、改めてFXをやるにあたりくるくるワイドを思いついたそうです。
くるくるワイドの基本トレードは、基本的に買いと売りの両建てで、ポジションを増やしていきます。
本体1に対して、本当と逆向きのトラップ1/2に逆向きヘッジトレード1/2を足したもので資金を分けていきます。
両建ては、通常売りと買いポジションは基本的には同じ数で行いますが、トラリピでは自分の意思でポジションを売り買いともに、同数にはできません。
そのために、買いポジションより少ない枚数で売りポジションを増やしていきます。
そして想定したレンジの底値で、買いポジションを買い、スワップで利益を重ねていきます。
売りポジションは、10銭から25銭刻みで仕掛けていき、利益が出たら決済します。
売りポジションの含み損が、買いポジションの含み損と拮抗したら全部決済して、改めて初めからやり直します。

トラリピ くるくるワイドに適した通貨ペア、そしてくるくるワイドの出口が利益に直結するのか

「魚屋」さんは、くるくるワイドの通貨ペアは、「ユーロ/円」が良いと指摘しています。
しかし、他にどのような通貨ペアが良いかというと、スワップで稼ぐことを考慮に入れると、高金利通貨が上げられます。
しかし高金利通貨が良いとは言うものの、マイナススワップが大きいと、メリットがないので注意が必要です。
くるくるワイドの特徴からすると、底値に近い通貨がおすすめだと言えます。
なぜそうかというと、底値近い分、リスクも軽減される上に証拠金も少なくて済むからです。
しかし、レートの下落がないと売りポジションで利益が出しにくくなります。
そのためにある程度、下落傾向にあり、スワップもそれほど大きくない通貨ペアとなれば、「ポンド/円」や「カナダドル/円」辺りも良さそうです。
また、実際に「くるくるワイド」をトラリピの運用で使い始めたところ、今までの2倍から3倍の利益を増やすことができ投資家もいるそうです。
そしてその理由として投資家たちは、出口があるからと言っている方がほとんどです。
この「出口」とは、損失がなく全てのポジションを決済できるという意味です。
とは言え、運用の仕方によってはリスクも出るので、注意が必要です。
それは、基本的にトラリピはデイトレードに向いている商品ではないです。
そのために、くるくるワイドを使ったとしても、運用期間は中長期のスタンスで考えたほうが良さそうです。

トラリピ くるくるワイドのメリット

くるくるワイドのメリットは、テクニカルやファンダメンタル分析ができなくても利益が出しやすいところです。
為替相場を動かす要因である、各国の経済成長率、物価、雇用情勢、金利などの経済指標となるファンダメンタルズ分析を行ったり、過去の相場の値動きやグラフを読み解くテクニカル分析をするのは、簡単ではありません。
しかしくるくるワイドを使えば、こうした分析を行って相場の予測を立てなくても、運用上の資金管理を行うことでトラリピを仕掛けることによって利益を出すことが可能になります。
また、少ない資金でも多くのトラップを仕掛けることができるのもメリットの一つです。
それは、トラリピで両建てをする場合、必要証拠金の多いほうの金額が適用になります。
もし、買いポジションが10000通貨で、売りポジションが50000通貨ならば、60000通貨分の証拠金が必要なのではなく、50000通貨の証拠金だけで運用できます。
つまり、逆張りのトラリピを仕掛けることで、少ない資金でも多くのトラップを仕掛けることができるというわけです。
トラップ本体部分だけでも、くるくるワイドを使うと従来の手法よりも攻撃する力が高いことから2倍、3倍の利益を出すことが可能になります。
そして、出口が明確で見つけやすいのもメリットです。
両建ては、損失が固定されて決済時期の判断に迷うことも多いです。
しかし、くるくるワイドをトラリピで運用すると、仕掛けたレンジ内で利益確定がリピートされるので、トータルで、プラスに転じたときに全てのポジションを決済すれば良いのです。

トラリピ くるくるワイドのデメリット

さまざまなメリットがあるくるくるワイドですが、デメリットも存在します。
それは、初心者には仕組みが複雑で取り引きがしにくいところにあります。
くるくるワイドは、比較的リスク管理がしやすいと言われていても、仕組み自体を理解していないとリスクを増やす要因となってしまいます。
特に、ショートのトラップに関しては、こまめに資金管理を行う必要があるので、手間もかかり精神的にも苦痛を伴うことも少なくないのです。
また、設定したあとは放置状態ではいけないのです。
トラリピの売りの一つなのが、放置し待っていても問題ないところにあります。
一方くるくるワイドでは、放置したままでは厳しいのです。
それは、相場が予想に反した動きをした場合には、損切りの必要も出てきま。
そして、買いポジションで損失が膨らむことがあります。
買いポジションを得たあとに、相場が下落してしまい、売りポジションが稼げなくなる可能性があります。
仮に、買いポジションより下のほうに売りトラリピがあっても、含み損を相殺しきれないことも考えられるのです。
さらに、手数料やスプレッドのコストがかかりデメリットになります。
マネースクエアが、両建てを推奨していない理由の一つとして、コストがかかることを挙げています。
実際に、手数料は売りと買いの両方に生じてきます。
また、スプレッドの負担もかかり、スワップは受け取りと支払いの差額がコストになるので、トータルで考えた場合には、経済的な合理性に欠いてしまうということなのです。

トラリピ くるくるワイドの注意点と対策方法

くるくるワイドを行う際には、仕組みを充分理解してこまめ取り引き状況をチェックする必要があります。
また、大切なことは資金管理です。
資金管理を徹底するのは、トラリピの取り引きにおける基本スタンスですが、両建ての取り引きはそれ以上に慎重になる必要があります。
またくるくるワイドの対策として、相場が上抜けした場合、下抜けした場合を想定した上で、リスク対策に効果的な取り引き方法を考えるのが良いようです。
本体で仕掛けたポジションを決済すると利益が出ます。
しかし、反対側のポジションは含み損を抱えるために結局プラスマイナスはゼロになってしまいます。
そこで、利益に繋がるポジションを増やし、反対側の仕掛けは少なめにするなど、発注したときに利益が出るような仕掛けにすることがポイントです。
そして相場が上抜けした場合、損益分岐点の手前で決済して、初めからやり直すことです。
また、反対側の売買の仕掛けが、利益を出して本体の仕掛けが含み損を抱えてしまうことなるので、資金を余裕を持たせた状態で買いベースに戻した取り引きを行うのが基本です。
損切りをしないで済むように、資金の範囲内でトラップが追従できるようにします。
そのためにも、普段から資金管理を徹底しておくことが重要になります。


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