トラリピとは

トラリピとはそもそも何の用語か知ってますか?

トラリピというのは、そもそも、FX(外貨交換)をする際の、投資戦術の1つとして使われるものです。
つまり、ある程度FXの基本が分からないと、トラリピとは何の事か、おそらく、全く分からない可能性が高いため、先ずは、FXに関して、最低限、これだけは押さえておきたい、というポイントを、いくつか、紹介していきます。

FXは、Foreign Exchangeの事です。
すなわち、端的に言えば、外貨の交換を意味します。
では、外貨の交換をしただけで、なぜ、投資として、利益を出しうるのかと言うと、通常、外貨のやり取りをする時には、為替レートというものが利用される事になります。
これは例えば、1ドル100円というように交換のレートを決めたものです。
そして、為替レートというのは常に変動を繰り返しています。
昨日は1ドル100円だったものが、今日になったら1ドル105円になっているという事が、「毎日」どころか、「数秒ごとに」変化していきます。

そして、1ドル100円を基準とした時に、1ドル90円になるような、すなわち、円の価値が高まる事を「円高」、逆に、1ドル110円のように、円の価値が安くなる事を「円安」と言います。
そして、出来るだけ、円高の時に外貨(例えば、米国ドル)を買って、その後、出来るだけ円安の時に、当該外貨を売れば、その売買の差額が、利益として入る、というのが、FX投資の大まかな仕組みです。
ただし、お気づきの通り、これだけですと、ずっと円高が続く状況においては、仕入れた外貨を売ることが出来ないため、稼ぐことが出来ません。
しかし、FXの場合、手元に外貨が無い状態であっても、「買い(=ロング)」からではなく、「売り(=ショート)」から入る、という手法も取れるため、先に売って、後から買い戻す、という方法で利益を得る事も出来ます。
少し詳しく説明もしましたが、要は、FXの場合、売り買いの差額が、投資家にとっての利益や損失になる取引の事を言います。

トラリピの仕組みとは

FX投資について学びだすと、大抵の人が頭を抱えるようになるのが、いざ、投資を始めると、マーケットの変動に合わせて、常時、為替を気にし続けなければいけない、という点です。
仕入れていた外貨を手放すチャンス、すなわち、円安になってきたタイミングで、自分が携帯やパソコンの前に、確実にいられるとは、決して、限りません。
ずっと一日中パソコンの前に張り付いている、プロの投資家やデイトレーダーのようなやり方を、一般会社員の方や、主婦が出来るとは、到底、思えません。
そんな方にオススメなのが「トラリピ」という戦術です。

トラリピの基本は、「売る価格」と「買う価格」を、あらかじめ決めておく事にあります。
そして、自分でいちいち売り買いをするのではなく、設定した価格に達したら、自動的に売買がされるように設定をしておくのです。
そうする事で、投資家としては、チャンスを逃すことなくトレードをすることが出来、また、損失が出たとしても、それを最小限に抑える事が出来ます。
そのように、売買の価格をあらかじめ決めて運用する事を、「リピートイフダン」と言います。
また、そのような仕組みを、為替相場が動く相場の範囲内で、幾重にも張り巡らす事を、「まるで、相場にトラップを仕掛けているようだ」という事から、「トラップリピートイフダン」と言います。
「トラリピ」とは、この「トラップリピートイフダン」の省略形だったのです。

この「トラリピ」の仕組みを活用すれば、取引は自動的に行われるため、投資家としては、常に携帯やパソコンに張り付いている必要はなくなります。
会社勤めや家事などの本業で、長い時間、拘束される関係で、「もっとFXに取り組みたいけど、その時間がない…」という方にとっては、非常にメリットのある投資手法となります。

トラリピと「レンジ相場」

ここまでの説明で、トラリピに関するイメージは、概ね、掴んで頂けたものと思います。
ここからは、上記してきたようなFX投資戦術「トラリピ」が、なぜ、具体的な投資戦術として、成り立つのか、という点を、御紹介していきます。

先ず1つ目に、トラリピは、相場の特性をよく理解している戦術と言えます。
どういう事かと言いますと、相場は、基本的に、「上がって」→「下がって」を繰り返すわけですが、基本的に、ある範囲の中で値動きする(「レンジ相場」)という特性を持っています。
そして、その範囲の中に、「売る価格」&「買う価格」というトラップを設定することで、このレンジ相場内で、相場が行き来するたびに、売買が発生する、というスキームとなります。

トラリピをうまく活用している投資家の方は、一度のトレードで無理に儲けようとするのではなく、比較的狭い範囲でトラリピを設定し、多数回の自動取引を行い、最終的なトータルで、損益プラスを狙っていく、というスタイルを取っている場合が多くあります。

「一発で大きく儲けてやろう!」としてトレードを仕掛けると、そのトレードでうまく勝つことが出来れば良いものの、思惑が外れた場合、極めて大きなダメージを被ってしまうこととなります。
そのようなリスクを出来るだけ避け、「小さく」「コツコツと」、勝ちトレードを積み重ねていく、というスタイルが、得策であり、かつ、トラリピの特性を活かした物と言えます。

薄利多取引のトラリピ戦術とは

「上がれば下がる」という相場の特性はありますが、次に大切なのは、どのくらいの値幅(=レンジ)の中で取引をするか、です。
トラリピでは、これを自由に設定をする事が出来るだけに、この値幅を間違えると、場合によっては、大きな損失を被る事があります。
つまり、「売り」と「買い」の差額が大きな取引を狙っていくとなると、もし相場が目論見通りに動けば、大きく勝つことが出来ますが、思惑通りに動かなった時に、大損を強いられる事もあります。
また、基本的に、値幅を大きくすればするほど、運用者の思惑通りには動かないのが、相場というものです。
よほど市場を見る力があれば別ですが、プロでもない限り、それは難しいでしょう。
むしろプロのトレーダーですら、相場を予測する事は難しい、と言っているくらいです。

そこで、トラリピが推奨しているのは、小さな値幅において何度も取引を繰り返すという戦術です。
1回に勝てる額は確かに少ないですが、逆に、負けたとしても、負ける額も少ないです。
その分、多数回の取引が行われます。
「1回の取引で勝ち負けする金額×取引数」が最終的な利益・損失を決めるのであれば、トラリピは間違いなく、1回の勝ち額ではなく、取引数を稼いで、最終的に勝っていくことを狙うスタイルの、運用方法です。
どちらが正解、どちらが間違い、というものはありませんが、少なくとも、FXをこれから始めていく初心者が使うのであれば、一度のトレードに全てを賭けるような投資姿勢は、やはり、危険であり、それよりも、1トレードあたりの勝ち額は小さくとも、取引量を多くし、総合的に勝つスタイルの運用をするべきではないか、との視座に根差していることとなります。

トラリピとは本当に儲かるのか?

いかがでしたでしょうか。
本記事においては、ここまで、トラリピについて、1つ1つ詳しく解説をしてきました。
簡単にまとめると、

  • トラリピ=FX投資の戦術のひとつ。
  • 事前設定した値段で「売り」「買い」を繰り返す「リピートイフダン」を、まるでトラップのように、幾重にも仕組んでいくことが、「トラップリピートイフダン」であり、それの略称が、「トラリピ」です。
  • レンジ相場内で動く相場の特性に注目し、1回のトレードで大きく勝つのではなく、少額で多数回のトレードを行い、最終的なトータル損益で「勝ち」を目指していく、薄利多取引戦略、とも言えます。

では、果たして、このトラリピという運用方法は、本当に儲かる方法なのでしょうか。
FX投資を行うモチベーション・動機・きっかけは、千差万別ですが、誰もが一様に、「儲けられるかどうか」に着目するのは、ある種、必然と言えます。
実際にトラリピの運用をしている人の口コミを見ると、確かに、トラリピは、十分に儲かる可能性がある運用方法である事は分かります。
ただし、「トラリピを活用して儲かった」と言っている人たちには、ある共通点があります。
それは、運用開始前に、キチンとFXならびにトラリピに関する勉強をしている、という事です。
もちろん、運用をしていきながら、少しずつ学んでいくという人もいるでしょうが、基本的にはやはり、座学を十分に積んだ上で、実際の投資を始める、というスタンスでないと、なかなか上手くはいかないのが実情なようです。

あとは、思い通りに相場が動かず、特に最初のうちに、大きな負けトレードを経験してしまった人が、そのショックで、早々と、市場から撤退してしまう、という事も、少なくないようです。
これも、どのくらいのリスクがあるのかという点を、責任ある投資家として、キチンと押さえて取り組めば、あくまでも、想定内のリスクになるわけですが、何も知らないまま、いきなり大きく負けてしまえば、やはり、驚いてしまうでしょう。
「やれば儲かる」等と言う安直な告知には騙されないよう、キチンと勉強をしたうえで、自信をつけてから、実際のトレードに取り組む事が、トラリピ成功においては、絶対に必要なスタンスとなります。
継続は力なり、と換言することもできるでしょう。

Author Information-トラリピ・ラボとは

トラリピ・ラボ
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